Sydney Yajima


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ロシア

2015-10-01 18:00:46 | 政治
ロシアのプーチン大統領が、世界にもっとも影響を与える男の堂々 ナンバー1になった。
そのロシア

経済的には中国の景気後退の余波のために、下がった原油価格の影響を受けて、かなり悪い。
経済的に、ロシアが世界に対して優位に立つということは、ありえないので、資源外交か あるいは軍事外交のどちらかで存在感を出すしかない。

このアングルから見ると、ロシアにとって今あるカードは、軍事しかないことになる。

シリアに爆弾を投下し、ノーフライゾーンを設定し、NATOを封じ込めた。

まったく一方的なうえ、まさに、強引そのものだが、しかしながら、きちんとISISに対して制裁を加えることのできる という点で大いに評価を上げている。

ただ、これが、イランの核開発をさらに優位に進めさせることとなり、それが、イスラエルを緊張させることになるという先々の読みを持っている我々にとっては、冗談じゃないという話だ。

私たちはISIS問題や、またシリアからの難民問題について、人道的な立場から、なんとかしなければならないと思っているが、しかし、いずれの問題もイランが核開発をする大問題に比べれば、些末なのである。
シリア難民をみてほしい。
かれらは屈強な男たちばかりだ。
飢えている様子もなく、自分たちの権利を誇示している。
可哀想とはおおよそかけ離れた姿だ。

日本が戦争をした 第二次世界大戦では、正しいとか、間違っているということは、別にして、少なくとも、日本の男たちは国を守ろうという意思をもって、国のために戦ったはずだ。
だれも、逃げ出そうとはしていなかった。
しかし、シリアの難民たちは、明らかに違う。
彼らは国を愛してもいないし、まして、そのために戦う意思など最初から持ってもいない。

仮にこういう難民たちを受け入れたなら、彼らは、新しく住む土地を愛し、その土地の人々に溶け込む努力をし、しかも、その新しい国のために命を懸けて守ろうとするだろうか?
それとも、利用できるだけしてやろうとするだろうか?

答えは、明白ではないだろうか。