田中直紀防衛相は、北朝鮮の主張している衛星用ロケットを破壊する命令を下した。
このニュースは、今日、世界中を駆け巡った。
イスラエルやイラン問題を押しのけての扱いである。
これは、何を意味しているのか?
最悪のシナリオは次のとおりだ。
北朝鮮は、主張通りロケットを発射する。
たとえ中国が、反対したとしても、それは行われるだろう。
そして、田中防衛相の命令通りに破壊されたら、北朝鮮は、日本に宣戦布告を通達するに違いない。
「日本は北朝鮮の平和的利用の、衛星用ロケットを、野蛮にも打ち落とす行為に出た」とでも主張するだろう。
そして、北朝鮮の国内向けに、日本を敵国として、鉄槌を加えると言うはずだ。
さて、それから、戦争になるまでには、多くの障壁があるだろう。
まず中国は、北朝鮮に懐柔策を取ろうとするはずだ。
問題は北朝鮮の軍部の考え方で、もし彼らが実質政権をになっていて、日本に攻撃を仕掛けると決定したならどうなるだろうか?
北朝鮮が、攻撃を仕掛けてくるとしたら、まずは、スカッドミサイルであろう。
それを、韓国にある米軍基地、沖縄、日本全土の原発に向かって、雨あられのように打ち込んでくるはずだ。
残念ながら、そのすべてを打ち落とすことは不可能だ。
それらは、彼らの目的としている地域に着弾するか、それても多くの被害を出すはずだ。
韓国も米軍も黙ってはいない。当然北朝鮮の空港に空爆を仕掛けて制空権を奪う計画を立てるはずだ。
しかし、ここで、中国とロシアの介入が始まり、政治的な駆け引きと実際の軍事が同時に進行していくこととなる。
戦争そのものは、長くても数ヶ月で終わり、北朝鮮は敗北する。
韓国と北朝鮮は統一されるかもしれないが、中国とロシアの利権が微妙に絡み合い、それがアメリカとの軋轢の火種になるだろう。
しかし、それらは単に経済と政治の問題である。
ここでの大きな、問題は日本国内で出る放射能の苦しみだ。
なにしろ、日本の原発は、一切戦争による脅威にリスク対応していないのである。
ここでも、「そんなことが起こったら困るので、起こらないことにしてしまおう」という馬鹿な対応が取られている。
「起こったらどうしよう」ということに関して、一切 思考停止してしまっているのだ。
北朝鮮から着弾したミサイルのうちいくつかが、日本の原発・・・例えばすでにグズグズに壊れている4号機あたりに打ち込まれたら、日本は終わるのである。
今回の迎撃は、日本にとってはなんのメリットもない。
メリットはアメリカ本土に着弾しないということだけである。
つまり、日本は自らを盾にアメリカ本土を守る役を買って出たわけだ。
日本は、不沈空母である
レーガン時代に中曽根首相が言った言葉だ。
日本を空母に例えたこの言葉は、小田実を私たち生徒の前で、ワンワンと泣かせた。
彼は、当時すでに50歳をすぎていたが、人目も憚らず、ワンワンと泣いた。
日本から、アメリカをみるときと、アメリカ側から日本をみるとき、それは、全然違う景色だということを、日本人は理解していない。おそらく沖縄の人を除いては。
このニュースは、今日、世界中を駆け巡った。
イスラエルやイラン問題を押しのけての扱いである。
これは、何を意味しているのか?
最悪のシナリオは次のとおりだ。
北朝鮮は、主張通りロケットを発射する。
たとえ中国が、反対したとしても、それは行われるだろう。
そして、田中防衛相の命令通りに破壊されたら、北朝鮮は、日本に宣戦布告を通達するに違いない。
「日本は北朝鮮の平和的利用の、衛星用ロケットを、野蛮にも打ち落とす行為に出た」とでも主張するだろう。
そして、北朝鮮の国内向けに、日本を敵国として、鉄槌を加えると言うはずだ。
さて、それから、戦争になるまでには、多くの障壁があるだろう。
まず中国は、北朝鮮に懐柔策を取ろうとするはずだ。
問題は北朝鮮の軍部の考え方で、もし彼らが実質政権をになっていて、日本に攻撃を仕掛けると決定したならどうなるだろうか?
北朝鮮が、攻撃を仕掛けてくるとしたら、まずは、スカッドミサイルであろう。
それを、韓国にある米軍基地、沖縄、日本全土の原発に向かって、雨あられのように打ち込んでくるはずだ。
残念ながら、そのすべてを打ち落とすことは不可能だ。
それらは、彼らの目的としている地域に着弾するか、それても多くの被害を出すはずだ。
韓国も米軍も黙ってはいない。当然北朝鮮の空港に空爆を仕掛けて制空権を奪う計画を立てるはずだ。
しかし、ここで、中国とロシアの介入が始まり、政治的な駆け引きと実際の軍事が同時に進行していくこととなる。
戦争そのものは、長くても数ヶ月で終わり、北朝鮮は敗北する。
韓国と北朝鮮は統一されるかもしれないが、中国とロシアの利権が微妙に絡み合い、それがアメリカとの軋轢の火種になるだろう。
しかし、それらは単に経済と政治の問題である。
ここでの大きな、問題は日本国内で出る放射能の苦しみだ。
なにしろ、日本の原発は、一切戦争による脅威にリスク対応していないのである。
ここでも、「そんなことが起こったら困るので、起こらないことにしてしまおう」という馬鹿な対応が取られている。
「起こったらどうしよう」ということに関して、一切 思考停止してしまっているのだ。
北朝鮮から着弾したミサイルのうちいくつかが、日本の原発・・・例えばすでにグズグズに壊れている4号機あたりに打ち込まれたら、日本は終わるのである。
今回の迎撃は、日本にとってはなんのメリットもない。
メリットはアメリカ本土に着弾しないということだけである。
つまり、日本は自らを盾にアメリカ本土を守る役を買って出たわけだ。
日本は、不沈空母である
レーガン時代に中曽根首相が言った言葉だ。
日本を空母に例えたこの言葉は、小田実を私たち生徒の前で、ワンワンと泣かせた。
彼は、当時すでに50歳をすぎていたが、人目も憚らず、ワンワンと泣いた。
日本から、アメリカをみるときと、アメリカ側から日本をみるとき、それは、全然違う景色だということを、日本人は理解していない。おそらく沖縄の人を除いては。