このグラフをご覧いただきたい。
1800年・・・わずか200年ほど前 地球全体で 人口は今の7分の1 10億人しかいなかった。
平均寿命も短く、赤ん坊の死亡率も高かった。
戦争は絶え間なく起こっており、人々と死は、とても近い存在だった。
1965年あたりに生まれた人は、今、アラフィフと呼ばれている。
50歳に入ったか、入ろうとしている年齢の人たちだ。
彼らが生まれたころから、今、人口は倍になった。
株式のチャートの見方でこのグラフを見るのは不謹慎かもしれないが、どんな アナリストに見せても、「これはバブルの兆候だ」と言うはずだ。
しかし、人口にバブルはありえない。
あるとしたら、統計調査の段階でのミスである。
しかし、人口統計にそれほど重要なミスがあるとも考えにくい。
もちろん、アフリカや中国 インドなどの大人口を抱える国での統計の信頼性は、どの程度か?
などという質問に、私は答えを知らない。
私だけではなく、おそらく この基本的な質問に答えられる人は、いないだろう。
したがって、この数字がそのまま 正しい数字であるという前提で話を進めていこう。
このグラフの面白いところは、将来の予測が三種類のカラーで示してあるところだ。
もちろん、適当な予測に違いない。
なぜなら、現在の数値そのものの信ぴょう性が怪しいのだから。
しかし、正しいという前提で話を進めていこう。
どうして、こんなに人口が増えたのか?
それは医療の進歩によるとか、あるいは経済発展のおかげだとか、あるいは、食糧事情が変わったからだとか、さまざまな注釈があるだろう。
どれも、正しい。間違ってはいない注釈だ。
次に出てくる疑問は、このまま増えていっても 大丈夫か?食糧危機になるのじゃないか?
ということだろう。
答えは、ならない。である。
なぜなら、食糧危機が本格的にやってきたら、人口は減るからだ。
当たり前のことを、当たり前に言うと、人は口の数だけ居る。
口に入るものが減れば、それだけ 人も減るのである。
では、食糧危機が本格的にやってくることなど、あるのだろうか?
という疑問になる。
どちらともいえない。
遺伝子の開発により、大量の食糧が作れるようになった。
水の配分を変えることにより、十分にきれいな水が世界中にいきわたるようになった・・としよう。
すると、さらに爆発的に人口が増えるだろう。
公害はますます深刻さを増すに違いない。
公害は多くの人を殺すだろう。
中国では大気汚染で毎日4000人の人が亡くなっている。
さらに、突っ込んだことを聞きたがる人もいるかもしれない。
世界の支配階級はこんなに増えていく人口を、放置しておくだろうか?
などと、物騒なことを聞く人が必ずいるはずだ。
なぜ物騒なのか?
もし、放置しておくなら、人口は100億をもうすぐ超えて、地球上の人間の住めるところはあっという間に埋め尽くされてしまい、様々な問題が起こることは、先に書いたとおりだが、では一方 放置しておかないとするならば、どのようにコントロールをするのか?という疑問につながるはずだ。
その答えは、戦争だと言う人もいるが、私はそうは思わない。
実際、核戦争が起きる以外に、戦争で死ぬ人口は、案外少ない。
核戦争が起きたなら、支配階級も無事ではいられない。
だから、支配階級はそれを避けようとする。
とんでも本では支配階級はすでに、(すでに!)火星へと移住計画を立てているなどと言う。
そんなことは、ない。
考えてみれば分かる。
支配階級の長老たちは、おじいちゃんなのである。
そんなおじいちゃんたちが、火星につく頃には死んでいるという話だ。
また、おいしいワインがなければ、おじいちゃんたちは、家から一歩も出ない。
そういうことを、知らないで、適当なことをいうべきではない。
支配階級の人たちは、今 腐心していることがある。
それは、いかに、核戦争を避けるか ということだ。
核戦争を起こして世の中をむちゃくちゃにして そのあと、自分たち中心の世の中にしてやろう
などと企てるのは、支配階級の人たちではない。
支配階級の人たちは、なにも 核戦争で世の中をむちゃくちゃにしなくても、自分たちは生まれながらにして世の中の中心なのである。
そういう物騒なことを考えるのは、宗教に凝り固まった危ない人たちだ。
テロリストたちの発想には、何とか核爆弾をもって、自分たちの信じる宗教観を持たない人間をすべて、抹殺してしまい、自分たちごのみの世の中にしたいと願っているものなのだ。
オウム真理教は、まさにその縮図だった。
では、この増え続ける人口をどうすれば いいのか?
というところに、もう一度考えを巡らせてみよう。
GSMにて
1800年・・・わずか200年ほど前 地球全体で 人口は今の7分の1 10億人しかいなかった。
平均寿命も短く、赤ん坊の死亡率も高かった。
戦争は絶え間なく起こっており、人々と死は、とても近い存在だった。
1965年あたりに生まれた人は、今、アラフィフと呼ばれている。
50歳に入ったか、入ろうとしている年齢の人たちだ。
彼らが生まれたころから、今、人口は倍になった。
株式のチャートの見方でこのグラフを見るのは不謹慎かもしれないが、どんな アナリストに見せても、「これはバブルの兆候だ」と言うはずだ。
しかし、人口にバブルはありえない。
あるとしたら、統計調査の段階でのミスである。
しかし、人口統計にそれほど重要なミスがあるとも考えにくい。
もちろん、アフリカや中国 インドなどの大人口を抱える国での統計の信頼性は、どの程度か?
などという質問に、私は答えを知らない。
私だけではなく、おそらく この基本的な質問に答えられる人は、いないだろう。
したがって、この数字がそのまま 正しい数字であるという前提で話を進めていこう。
このグラフの面白いところは、将来の予測が三種類のカラーで示してあるところだ。
もちろん、適当な予測に違いない。
なぜなら、現在の数値そのものの信ぴょう性が怪しいのだから。
しかし、正しいという前提で話を進めていこう。
どうして、こんなに人口が増えたのか?
それは医療の進歩によるとか、あるいは経済発展のおかげだとか、あるいは、食糧事情が変わったからだとか、さまざまな注釈があるだろう。
どれも、正しい。間違ってはいない注釈だ。
次に出てくる疑問は、このまま増えていっても 大丈夫か?食糧危機になるのじゃないか?
ということだろう。
答えは、ならない。である。
なぜなら、食糧危機が本格的にやってきたら、人口は減るからだ。
当たり前のことを、当たり前に言うと、人は口の数だけ居る。
口に入るものが減れば、それだけ 人も減るのである。
では、食糧危機が本格的にやってくることなど、あるのだろうか?
という疑問になる。
どちらともいえない。
遺伝子の開発により、大量の食糧が作れるようになった。
水の配分を変えることにより、十分にきれいな水が世界中にいきわたるようになった・・としよう。
すると、さらに爆発的に人口が増えるだろう。
公害はますます深刻さを増すに違いない。
公害は多くの人を殺すだろう。
中国では大気汚染で毎日4000人の人が亡くなっている。
さらに、突っ込んだことを聞きたがる人もいるかもしれない。
世界の支配階級はこんなに増えていく人口を、放置しておくだろうか?
などと、物騒なことを聞く人が必ずいるはずだ。
なぜ物騒なのか?
もし、放置しておくなら、人口は100億をもうすぐ超えて、地球上の人間の住めるところはあっという間に埋め尽くされてしまい、様々な問題が起こることは、先に書いたとおりだが、では一方 放置しておかないとするならば、どのようにコントロールをするのか?という疑問につながるはずだ。
その答えは、戦争だと言う人もいるが、私はそうは思わない。
実際、核戦争が起きる以外に、戦争で死ぬ人口は、案外少ない。
核戦争が起きたなら、支配階級も無事ではいられない。
だから、支配階級はそれを避けようとする。
とんでも本では支配階級はすでに、(すでに!)火星へと移住計画を立てているなどと言う。
そんなことは、ない。
考えてみれば分かる。
支配階級の長老たちは、おじいちゃんなのである。
そんなおじいちゃんたちが、火星につく頃には死んでいるという話だ。
また、おいしいワインがなければ、おじいちゃんたちは、家から一歩も出ない。
そういうことを、知らないで、適当なことをいうべきではない。
支配階級の人たちは、今 腐心していることがある。
それは、いかに、核戦争を避けるか ということだ。
核戦争を起こして世の中をむちゃくちゃにして そのあと、自分たち中心の世の中にしてやろう
などと企てるのは、支配階級の人たちではない。
支配階級の人たちは、なにも 核戦争で世の中をむちゃくちゃにしなくても、自分たちは生まれながらにして世の中の中心なのである。
そういう物騒なことを考えるのは、宗教に凝り固まった危ない人たちだ。
テロリストたちの発想には、何とか核爆弾をもって、自分たちの信じる宗教観を持たない人間をすべて、抹殺してしまい、自分たちごのみの世の中にしたいと願っているものなのだ。
オウム真理教は、まさにその縮図だった。
では、この増え続ける人口をどうすれば いいのか?
というところに、もう一度考えを巡らせてみよう。
GSMにて