ギリシャ経済が破綻し、ユーロから離脱することを、市場はすでに織り込んでいる。
今の急落経済は、そのために起こっていることだ。
ギリシャが、破綻したあと、どうなるかということは、10年前のアルゼンチンが一番近くて似た状態だろう。
どこの国からも相手にされなくなり、昼間でも強盗が出るようになる。電話線まで盗まれるようにもなり、しかも、回復のめどもなく、近隣国へと出稼ぎ労働者が出ていき、国内の治安はさらに悪化するだろう。多くの観光はすべてキャンセルされてしまい、人々はギリシャに行くことをしなくなる。観光地である地域にある美術品の多くも盗難にあい、それらは、様々なブラックマーケットで売りさばかれるようになるだろう。
スペインやポルトガル、それにイタリアはどれほどIMFの要求がきつくても、ユーロからの離脱という最も愚かな選択はしない。
したがって、今よりも厳しい環境になったとしても、これらの国は生き残ることができる。
今 世界経済は、嵐に向かって船が進んでいる状態だ。
はっきりわかっている事は、この嵐は、人類史上最大の大きさで、被害の程度は予測さえできないということである。
そして、船はすでにかなりあちこちダメージを受けていて、安全に航行できるかどうかは分からない。のみならず、すでにエンジン部分には、多くの不良品が使われていて不協和音が響き、せわしなく直そうとしているけれど、どうにもならない。
もっと大変なことは、この船を航行させていく船長が、誰なのかもわからない状態だということだ。
なにしろ、世界中が選挙である。
選挙で、新しい人を選ぶということは、平和な時代には、福祉の問題だけを考えていればいいが、混沌とした今の時代には、強い指導者が求められる。
それは、かなり狂気であっても強ければ人々は喜んで支持するということになるのだ。
インフレがヨーロッパで起きると波紋が直ぐにアメリカに飛び火し、やがて日本経済を根本から倒してしまうだろう。
中国の経済も、向こう10年の時代は 過去10年とは比較にならないほどの冷え込みを経験するであろう。
戦争が、どのくらい立て続けに起こるのか分からないけれど、通常 経済の破綻している例えば北朝鮮などが、最初の引き金になる可能性が高い。例えば、北朝鮮は中国の領海で操業を行なっていた漁船を拉致し、身代金を要求している。中国はいつ怒り出すかわからない状態になっている。
今の急落経済は、そのために起こっていることだ。
ギリシャが、破綻したあと、どうなるかということは、10年前のアルゼンチンが一番近くて似た状態だろう。
どこの国からも相手にされなくなり、昼間でも強盗が出るようになる。電話線まで盗まれるようにもなり、しかも、回復のめどもなく、近隣国へと出稼ぎ労働者が出ていき、国内の治安はさらに悪化するだろう。多くの観光はすべてキャンセルされてしまい、人々はギリシャに行くことをしなくなる。観光地である地域にある美術品の多くも盗難にあい、それらは、様々なブラックマーケットで売りさばかれるようになるだろう。
スペインやポルトガル、それにイタリアはどれほどIMFの要求がきつくても、ユーロからの離脱という最も愚かな選択はしない。
したがって、今よりも厳しい環境になったとしても、これらの国は生き残ることができる。
今 世界経済は、嵐に向かって船が進んでいる状態だ。
はっきりわかっている事は、この嵐は、人類史上最大の大きさで、被害の程度は予測さえできないということである。
そして、船はすでにかなりあちこちダメージを受けていて、安全に航行できるかどうかは分からない。のみならず、すでにエンジン部分には、多くの不良品が使われていて不協和音が響き、せわしなく直そうとしているけれど、どうにもならない。
もっと大変なことは、この船を航行させていく船長が、誰なのかもわからない状態だということだ。
なにしろ、世界中が選挙である。
選挙で、新しい人を選ぶということは、平和な時代には、福祉の問題だけを考えていればいいが、混沌とした今の時代には、強い指導者が求められる。
それは、かなり狂気であっても強ければ人々は喜んで支持するということになるのだ。
インフレがヨーロッパで起きると波紋が直ぐにアメリカに飛び火し、やがて日本経済を根本から倒してしまうだろう。
中国の経済も、向こう10年の時代は 過去10年とは比較にならないほどの冷え込みを経験するであろう。
戦争が、どのくらい立て続けに起こるのか分からないけれど、通常 経済の破綻している例えば北朝鮮などが、最初の引き金になる可能性が高い。例えば、北朝鮮は中国の領海で操業を行なっていた漁船を拉致し、身代金を要求している。中国はいつ怒り出すかわからない状態になっている。