鳩山元首相が、「最低でも県外」と発言した時、ワシントンは椅子からひっくり返りそうになった。
青天の霹靂ということわざでもおそらく足りないくらいの 驚きだった。
民主党が社会党を基盤にして出来上がった政党だとは、知っていたが、それでも元自民党の面子が、沢山いるのだから、それほど過激で露骨な反米の旗をフルとは、予想していなかったからだ。
この点、アメリカは 「舐められた」と思い、また自分たちの勉強不足を悔しがった。
しかし、現在のアメリカの国力は、戦争で多くをそぎ取られ、その上、GFC以降、不安定になっているので、鳩山への攻撃はできないというジレンマにも陥っていた。
鳩山元首相は、多くの情報を持っていた。だから、当然、アメリカがそれほど露骨に返してくることはないという計算がすでに成り立っていた。ただし、唐突すぎた。彼の頭のなかでは、長年出来上がっていた構想を出したに過ぎない。が、彼の脳みそを知らない人間にとっては、驚きを持って迎えられた 新首相だった。
彼は、理想主義者だ。
理想主義者は頭の中で、理想の形を作り、ポンと、サイコロを投げればその通りになると思う。細かい一手を考え抜いて、慎重に次の手を読むということは、できない。
いい人だ。多分、一盃飲むなら、こういうタイプの人は楽しいはずだ。
しかし、アメリカは一度、チェス盤を見直すことにした。
地震が起きて、まずは ともだち作戦をすぐに投入した。
鳩山を引きずり落とし、管を引きずり落とす。
二段階に分けて、民主党の両方の柱を 折った。
民主党の人間はあまり先が読めないチェスプレイヤーの集まりだ。
がれき処理を急ぐと言われれば、すぐにそれを実行してくれる。
がれきを日本中で処理することは、日本中に被爆を広げるだけではなく、日本中に民主党の敵を作ることでもある。ところが、当の民主党は、まんまとその政策を取った。アメリカは、ほくそ笑んだ。「よし、ハマった」と思ったのだ。
これで民主党は、がれきになる。
選挙まで、日本中が文句を言う環境が続くだろう。支持率はすでにガタ落ちだ。
さらに、経団連からのロビイングによって、原発の再稼働をさせる手を打った。民主党というがれきに、最後のトドメを打ち込むためだ。
自民党とは気脈を通じながら、こういうどちらに行ってもあまり上策でない時期には、なるべく目立たない男に、前に立たせて、適当に芝居をさせるようにした。
芝居は臭ければ臭いほどいい。
谷垣はうまくその役目を果たしている。
ただ、野田は、馬鹿ではない。そこで、野田首相には、「政治生命と引き換えに、ひとつ大仕事をしてみないか」と持ちかける。それが消費税10%だ。
野田首相は、のめりこんだ。
もっともらしく見える理屈はある。
日本の借金だ。
しかし、アメリカにとって一番困るのは日本がアメリカの国債を売ってその金で復興事業に宛てることだ。
だから、野田には、そのアイデアを起こさせないように細心の注意を持って望んた。
野田は、乗った。
アメリカは野田の性格を熟知している。
自分がやれねばという、責任感の塊のような男だが、実直で融通が利かない。うってつけの人間だ。
さらに、民主党には悪役を何人か作る必要がある。
原子炉再稼働で、4人の悪役を仕立て上げた。筆頭が、仙谷である。
これで、完璧にアメリカは次の手を打つことができる。
対中国へ、日本が防御壁になるために、必要な布石だ。
石原慎太郎が、東京都で尖閣を買い取ると言う前に、なぜ、アメリカに行ったのか?
それが偶然だと思うなら、それはそれでいい。
青天の霹靂ということわざでもおそらく足りないくらいの 驚きだった。
民主党が社会党を基盤にして出来上がった政党だとは、知っていたが、それでも元自民党の面子が、沢山いるのだから、それほど過激で露骨な反米の旗をフルとは、予想していなかったからだ。
この点、アメリカは 「舐められた」と思い、また自分たちの勉強不足を悔しがった。
しかし、現在のアメリカの国力は、戦争で多くをそぎ取られ、その上、GFC以降、不安定になっているので、鳩山への攻撃はできないというジレンマにも陥っていた。
鳩山元首相は、多くの情報を持っていた。だから、当然、アメリカがそれほど露骨に返してくることはないという計算がすでに成り立っていた。ただし、唐突すぎた。彼の頭のなかでは、長年出来上がっていた構想を出したに過ぎない。が、彼の脳みそを知らない人間にとっては、驚きを持って迎えられた 新首相だった。
彼は、理想主義者だ。
理想主義者は頭の中で、理想の形を作り、ポンと、サイコロを投げればその通りになると思う。細かい一手を考え抜いて、慎重に次の手を読むということは、できない。
いい人だ。多分、一盃飲むなら、こういうタイプの人は楽しいはずだ。
しかし、アメリカは一度、チェス盤を見直すことにした。
地震が起きて、まずは ともだち作戦をすぐに投入した。
鳩山を引きずり落とし、管を引きずり落とす。
二段階に分けて、民主党の両方の柱を 折った。
民主党の人間はあまり先が読めないチェスプレイヤーの集まりだ。
がれき処理を急ぐと言われれば、すぐにそれを実行してくれる。
がれきを日本中で処理することは、日本中に被爆を広げるだけではなく、日本中に民主党の敵を作ることでもある。ところが、当の民主党は、まんまとその政策を取った。アメリカは、ほくそ笑んだ。「よし、ハマった」と思ったのだ。
これで民主党は、がれきになる。
選挙まで、日本中が文句を言う環境が続くだろう。支持率はすでにガタ落ちだ。
さらに、経団連からのロビイングによって、原発の再稼働をさせる手を打った。民主党というがれきに、最後のトドメを打ち込むためだ。
自民党とは気脈を通じながら、こういうどちらに行ってもあまり上策でない時期には、なるべく目立たない男に、前に立たせて、適当に芝居をさせるようにした。
芝居は臭ければ臭いほどいい。
谷垣はうまくその役目を果たしている。
ただ、野田は、馬鹿ではない。そこで、野田首相には、「政治生命と引き換えに、ひとつ大仕事をしてみないか」と持ちかける。それが消費税10%だ。
野田首相は、のめりこんだ。
もっともらしく見える理屈はある。
日本の借金だ。
しかし、アメリカにとって一番困るのは日本がアメリカの国債を売ってその金で復興事業に宛てることだ。
だから、野田には、そのアイデアを起こさせないように細心の注意を持って望んた。
野田は、乗った。
アメリカは野田の性格を熟知している。
自分がやれねばという、責任感の塊のような男だが、実直で融通が利かない。うってつけの人間だ。
さらに、民主党には悪役を何人か作る必要がある。
原子炉再稼働で、4人の悪役を仕立て上げた。筆頭が、仙谷である。
これで、完璧にアメリカは次の手を打つことができる。
対中国へ、日本が防御壁になるために、必要な布石だ。
石原慎太郎が、東京都で尖閣を買い取ると言う前に、なぜ、アメリカに行ったのか?
それが偶然だと思うなら、それはそれでいい。
どうして、そんなことがまかり通るのか理解できません
私が居る愛知県T市でも、ガレキが非公開で持ち込まれ、
市内近隣4か所ある処理場の内3か所は、この3月から6月末まで一般の建築廃材の受け入れを中止しています。その3か所は、ある一つの企業傘下にあり、民主党を支持していた事と関係があるのでしょうか? 因みに、そのガレキは名古屋市から県外ナンバーのダンプによって、O市より搬入していることになっています。わがT市は、名古屋市より産廃の受け入れはできないが、O市からは可能だそうです。 しかし、産廃にかかわるこのような問題は、自民党政権時代からも変わっていません。地方紙は、糾弾記事を書いても、いつのまにか消えてしまうので、我々には無力感だけが溜まり、市政に対する関心と希望はゼロになりそうです。なにが、どうなっているのやら…