いよいよスペインが問題になってきた。雇用状況の悪化にともない、多くの事業主が、安い給料で人を雇うようになり、そのために労働者の意欲がそがれて、ますます、仕事の効率が鈍り、さらに悪い環境を作り出している。イギリスを始めEUがここに金を入れる前に、様々な雇用のリフォームをしなければならないが、どこから、どう手をつけていいのか分からない状況で、大きな出血を覚悟で取り組まなければならないことだけは、確かだ。
ギリシャに湯水のように流れ込んでいくIMFの資金も、無駄になるのでは?という観測が飛び交う中、さらにオイル価格が下がり続けている。
オイル価格はこれからの景気の指標のひとつになりうるので、やはり、リセッションの懸念は相当深刻になってきている。
イギリスは、来年度の予算を大幅にカットすることを決めており、これによって、雇用悪化がさらに深刻になるようだ。
こんな折、ついにヒラリークリントンが動き出した。
今までアフガニスタンで、ゲームのような戦争を延々とやっていたが、北朝鮮と韓国の事情が余談を許さない状況になっている中、北京でのかなり強い調子で北朝鮮を非難した。
これは、今までに無い強い声明で、戦争一歩手前であることは、そのピリピリした空気で分かった。
こんな折、イランがウランの輸出を企てている。
トルコ経由だとのことだが、どこへ行くのか?
これから、あちこちの国に、核爆弾の製造と核の保有が始まり、戦争になると通常兵器として核兵器が使われる世の中になるなら、私たちの生命の安全は、絶たれるだろう。
核兵器は、臨界を限定し、そこにあわせて誘発させる技術が難しいとされているが、実際はそれほど難しい技術ではないとも言われているので、本当のところは、分からない。
ただ、言えることは、すでに70年近く前に確立されている技術であるということで、その時代には、まだ蒸気機関車が走っていたのだから、難しいはずが無いと思う。
北朝鮮が核爆弾を作る技術をすでに持っていて、あるいはそれを韓国や日本に打ち込むための準備をしていると考えたほうが、そんなことは、まだできないだろうと考えるより、よほど理にかなっている。とすると、北朝鮮は今回の問題がこじれて戦争になったら、やはり核爆弾を使用するとみて、間違いはない。
さて、金正日が、指示を出して、韓国の哨戒船に魚雷を打ち込んだのか?ということが議論になっている。
金正日ならば、そんな命令は出さなかっただろう。彼は、そんなことをすると、韓国の世論が怒り、経済的にますます困っている北朝鮮に、より大きな圧力がかかってくることを、見抜けないほど間抜けではないからだ。
案の定、韓国は南側の海域を封鎖すると発表した。
この発表は、今までの象徴的な圧力とは異なり、具体的、かつ、効果的に北朝鮮にとっては、厳しい圧力となる。なにしろ、400隻近い船が、今までその海域を通って、通航していたからだ。
もし、金正日が今回の魚雷命令を出さなかったとしたら、一体誰だっただろう?
すくなくとも、高位の人間であったはずで、金正日の側近である可能性が高い。そうでなければ、これほど大きなインパクトのある決定を出せるはずは無いからだ。
金正日は、自身、北京に行くことによって、バックアップを依頼したが、「われわれは、積極的に戦争に関与することはしないが、戦争を回避するための努力は惜しまない」という言葉を取り付けたと言われている。つまり中国にとって、困った隣国の北朝鮮から流れ込んでくる難民を受け入れるようなことはしたくないし、また、庭の目の前で、ドンパチとアメリカ軍が爆弾を落とす様子も見たいとは思っていない。だから、戦争は避けたい。とそう願っているはずだ。
金正日にすれば、もし、仮に、彼が直接命令を下したわけはなかったとしても、今回の魚雷の攻撃を自分以外の誰かが、自分を通り越して行ったとは、口が裂けても言えないはずだ。なぜなら、それは自分のコントロールが部下に対して効かなくなっていることを露呈してしまうことになるからだ。
今回、北朝鮮が「我々の行ったことではなく、米韓の陰謀、でっちあげ」と言っている背景には、もしかすると、本当に、金正日は、部下の虚偽報告を信じ、そうであると思っているか、あるいは、せめて、そうであってほしいと願っているのかのどちらかかもしれない。
だが、誰がなんと言おうと、一度発表してしまうと、これは歴史的事実になる。アメリカが認め、イギリスを始めヨーロッパ諸国が認めれば、魚雷が、どこの、どの潜水艦から発射されてきたものであろうとも、それは北朝鮮の仕業だと言うことになるのだ。
戦争までの段階を三つに分けるとしたら、6カ国協議を行っていたのが、第一段階で、今回の46人の犠牲を出した哨戒艦の沈没は、第二段階だ。もしこれが、普通の国同士ならば、すでに空爆が始まっていてもおかしくない。韓国は勤めて冷静になろうとしているが、しかし、もはや、後戻りの出来ない道に立っているのかもしれない。
そうなると、日本に及ぶ被害の算出をどのくらいに見積もるのか?ということになる。
おそらく限定的ではあっても、、ミサイルの飛来は避けられず、日本も戦後初の自衛隊の出動となる可能性が高い。ここで、日本が高い戦闘能力を示すことが出来れば、今後、中国に対しても、牽制となるだろう。
今の時代は、ナタで切り取るのではなく、オノで叩き割るほうが、向いている。
そんな時代になった。
そして、オノを振るうのは、可愛い華奢な、女の子の指で事足りる。なぜなら、これからの戦争は、ミサイルを衛星で誘導して確実にターゲットに落とすために、遠隔からコンピューターで制御するシステムだけで、いいからだ。ただ、ミサイルの落ちた先では、何万人もの死者が出ることだけは、前時代の戦争と いささかも変わらない。
ギリシャに湯水のように流れ込んでいくIMFの資金も、無駄になるのでは?という観測が飛び交う中、さらにオイル価格が下がり続けている。
オイル価格はこれからの景気の指標のひとつになりうるので、やはり、リセッションの懸念は相当深刻になってきている。
イギリスは、来年度の予算を大幅にカットすることを決めており、これによって、雇用悪化がさらに深刻になるようだ。
こんな折、ついにヒラリークリントンが動き出した。
今までアフガニスタンで、ゲームのような戦争を延々とやっていたが、北朝鮮と韓国の事情が余談を許さない状況になっている中、北京でのかなり強い調子で北朝鮮を非難した。
これは、今までに無い強い声明で、戦争一歩手前であることは、そのピリピリした空気で分かった。
こんな折、イランがウランの輸出を企てている。
トルコ経由だとのことだが、どこへ行くのか?
これから、あちこちの国に、核爆弾の製造と核の保有が始まり、戦争になると通常兵器として核兵器が使われる世の中になるなら、私たちの生命の安全は、絶たれるだろう。
核兵器は、臨界を限定し、そこにあわせて誘発させる技術が難しいとされているが、実際はそれほど難しい技術ではないとも言われているので、本当のところは、分からない。
ただ、言えることは、すでに70年近く前に確立されている技術であるということで、その時代には、まだ蒸気機関車が走っていたのだから、難しいはずが無いと思う。
北朝鮮が核爆弾を作る技術をすでに持っていて、あるいはそれを韓国や日本に打ち込むための準備をしていると考えたほうが、そんなことは、まだできないだろうと考えるより、よほど理にかなっている。とすると、北朝鮮は今回の問題がこじれて戦争になったら、やはり核爆弾を使用するとみて、間違いはない。
さて、金正日が、指示を出して、韓国の哨戒船に魚雷を打ち込んだのか?ということが議論になっている。
金正日ならば、そんな命令は出さなかっただろう。彼は、そんなことをすると、韓国の世論が怒り、経済的にますます困っている北朝鮮に、より大きな圧力がかかってくることを、見抜けないほど間抜けではないからだ。
案の定、韓国は南側の海域を封鎖すると発表した。
この発表は、今までの象徴的な圧力とは異なり、具体的、かつ、効果的に北朝鮮にとっては、厳しい圧力となる。なにしろ、400隻近い船が、今までその海域を通って、通航していたからだ。
もし、金正日が今回の魚雷命令を出さなかったとしたら、一体誰だっただろう?
すくなくとも、高位の人間であったはずで、金正日の側近である可能性が高い。そうでなければ、これほど大きなインパクトのある決定を出せるはずは無いからだ。
金正日は、自身、北京に行くことによって、バックアップを依頼したが、「われわれは、積極的に戦争に関与することはしないが、戦争を回避するための努力は惜しまない」という言葉を取り付けたと言われている。つまり中国にとって、困った隣国の北朝鮮から流れ込んでくる難民を受け入れるようなことはしたくないし、また、庭の目の前で、ドンパチとアメリカ軍が爆弾を落とす様子も見たいとは思っていない。だから、戦争は避けたい。とそう願っているはずだ。
金正日にすれば、もし、仮に、彼が直接命令を下したわけはなかったとしても、今回の魚雷の攻撃を自分以外の誰かが、自分を通り越して行ったとは、口が裂けても言えないはずだ。なぜなら、それは自分のコントロールが部下に対して効かなくなっていることを露呈してしまうことになるからだ。
今回、北朝鮮が「我々の行ったことではなく、米韓の陰謀、でっちあげ」と言っている背景には、もしかすると、本当に、金正日は、部下の虚偽報告を信じ、そうであると思っているか、あるいは、せめて、そうであってほしいと願っているのかのどちらかかもしれない。
だが、誰がなんと言おうと、一度発表してしまうと、これは歴史的事実になる。アメリカが認め、イギリスを始めヨーロッパ諸国が認めれば、魚雷が、どこの、どの潜水艦から発射されてきたものであろうとも、それは北朝鮮の仕業だと言うことになるのだ。
戦争までの段階を三つに分けるとしたら、6カ国協議を行っていたのが、第一段階で、今回の46人の犠牲を出した哨戒艦の沈没は、第二段階だ。もしこれが、普通の国同士ならば、すでに空爆が始まっていてもおかしくない。韓国は勤めて冷静になろうとしているが、しかし、もはや、後戻りの出来ない道に立っているのかもしれない。
そうなると、日本に及ぶ被害の算出をどのくらいに見積もるのか?ということになる。
おそらく限定的ではあっても、、ミサイルの飛来は避けられず、日本も戦後初の自衛隊の出動となる可能性が高い。ここで、日本が高い戦闘能力を示すことが出来れば、今後、中国に対しても、牽制となるだろう。
今の時代は、ナタで切り取るのではなく、オノで叩き割るほうが、向いている。
そんな時代になった。
そして、オノを振るうのは、可愛い華奢な、女の子の指で事足りる。なぜなら、これからの戦争は、ミサイルを衛星で誘導して確実にターゲットに落とすために、遠隔からコンピューターで制御するシステムだけで、いいからだ。ただ、ミサイルの落ちた先では、何万人もの死者が出ることだけは、前時代の戦争と いささかも変わらない。