Sydney Yajima


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瀕死のアメリカ

2011-08-13 07:48:19 | 政治
アメリカ経済は、ここ数年 どんどんと悪くなってきているような印象があるが、実際には、過去30年間に渡って、積み重なった累積赤字の結果なのである。
ベトナムで疲弊して以来 ずっとアメリカは悪かった。

かつてのアメリカは、とても裕福で、例えば パブに行くと、食べ物などは自由だった。
それこそ、様々な料理が、フリーで食べることができ、そして太っ腹なアメリカ人たちは、ニコニコとしていた。

アメリカ人たちは単純に、世界をリードしている自分たちを信じて疑わなかった。

ところが、過去30年・・・ニクソンの頃から、徐々に悪くなってきた。

今週のアメリカは、文句ばかり言うようすだった。

S&Pへの 不満を皮切りに、ありとあらゆるものへ 文句をつける駄々っ子のようなもんだった。
誰にも頼まれていないのに、さまざな金融の格付けを 評価をする会社というのは ダイアモンドをグレードするのに似ている。
GIAでは、ダイアモンドをさまざまな角度から評価して、値をつけるが、アメリカ人が考えたものはどうしてもアメリカらしく似たやり方になる。もっとも、ダイアモンドの評価は、S&Pよりもっと透明性が高い。
ムーディーズなどが、日本の企業や銀行を散々なめにあわせたのは、記憶に新しいが、それが今、アメリカに対して行われようとしている。アメリカは文句を言っているが、日本がやられているときは、一緒になって手を叩いて喜んでいたではないか。と私などは、思うのだが・・・
アメリカの経済が悪くなっていく根本的な原因は、失業率だ。
10%近い失業率は、まったく良くなる気配すら見せない。

オーストラリアの失業率も0.2%増えて、5%を超えた。まだまだ世界のなかでは、低い水準だが、それでも、もし、中国が倒産したら、オーストラリアも多くの焦げ付きをかかえて一気にダウンしかねない。

こんな社会の中で、日本は復興のことだけ考えて居ればいいのだから、かえって目標があるぶん、幸せかもしれない。
少なくとも、他の国々に比べて、方向性だけは はっきりしている。


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