Sydney Yajima


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Minimum Wages

2012-02-16 21:43:47 | 政治
アメリカは中国の人権問題を、議題に出す。
クリントンも何度もそのことに注文をつけてきた。

しかし、アメリカは決して中国のMinimum Wagesについては、文句を言わない。

一週間に数ドルの給料で働いている人がいても、構わない。それぞれの国にそれぞれの貨幣価値があるという。
けれど、アメリカの最低賃金の百分の一以下で働いている人々がいたなら、それは、奴隷ではないか?とは、思わないだろうか?
実際に、いまでも、形の変えた奴隷制度が存在する。

奴隷の定義とは、「奴隷制とは、経済的搾取を目的として、一人の人間が別の人間を完全に支配することである」とある。

それが、今の世界経済に、形を変えて当てはまることは、ないだろうか?
現在の最低賃金論争は、アメリカならアメリカで、日本なら、日本で、オーストラリアならオーストラリアで行うことは、それぞれの国の事情によって行われいてる。それがそれぞれの国において、選挙にかかわる人権運動であるということだから、勝手にしろ、他の国とは、直接 関係ないといえるとするならば、その百分の一というあまりにも違いすぎる賃金で、第三国で、長時間働いている人々たちの人権はどうなんだろう?

アメリカは、人権問題と言うけれど中国の最低賃金問題は、決して言わない。なぜなら、彼らにしても日本人にしても 安い中国の人件費は、経済的搾取の目的であるからだ。つまり、中国人は アメリカ人にとっても、日本人にとっても、定義どおりならば、奴隷なのである。
そしてその支配を中国共産党に、委ねているに過ぎない。



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