Sydney Yajima


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博打に勝つためには・・・

2015-01-13 17:17:50 | 政治
朴 韓国大統領が、北朝鮮との統一は、博打に大勝するということだ。
と、談話を出して 約一年経とうとしている。

ここで、北朝鮮と韓国が、統一するということは、どういうことなのか?
を考えてみてほしい。

たとえば、2月に統一します。
と宣言したとする。
すると、金王朝の北朝鮮と、朴大統領率いる民主韓国は、どのような政治モデルを選択するのか?
ということが、当然、最初の疑問になる。
金書記長が全ての力を握り、韓国は、米軍基地をかかえたまま、その下に入るということは、まず、考えられない。
逆に、金書記長が、朴大統領の下で膝を折り曲げる姿も、想像できない。
つまり、どんな種類の博打を打つと、大勝できるのか?
まず博打のゲームのルールさえ整っていないのである。

日本における影響は、どうか?
もし、統一を果たした南北朝鮮は、日本に対して、新たな戦後賠償を求めてくるに違いない。
そして、その金を、南北の統一費用に充てようとするかもしれない。
あるいは、アジア信用銀行のようなものを作り、多くの国々に出資を呼びかける可能性だってある。
中国とも地続きになるので、新幹線を走らせるようになるだろうし、調子に乗って日本まで海底トンネルを掘ると言い出すかもしれない。

しかし、最初のゲームのルール作りさえままならぬ状況では、日本への影響の心配など、するだけの価値はないのかもしれない。
だが、しかし、疑問が残る。

なぜ?
こんなわかりきったことを、馬鹿でもないであろう朴大統領が、言い始めたのだろうか?
という疑問だ。

ある朝 思いついて、「そうだ、京都に行こう」というノリで、言い始めたわけでもないだろう。

つまり、なんらかの統一への勝算があってのことに違いない。
だが、どんな勝算があるのだろうか?

統一には、北朝鮮が、崩壊し、クーデターが起こり、そこに、韓国軍がなだれ込んで統一を果たすという方法しか、考えられない。
だが、北朝鮮が崩壊しそうな話は、噂の域を出ず。まだまだ金王朝は安泰なのだ。
しかも、最近はピョンアンも景気が良くなってきているとさえ聞く。

もちろん、農村部には今でも飢えた人々がたくさんいるが、それは北朝鮮に限ったことではない。
かく言う、韓国にも、老人が売春をして糊口をしのいでいるという実態なのだ。

つまり、統一などという絵空事は、少なくともここ数年には起こりえないのだ。

ただし、
南北戦争がない状態が続いた場合は、である。


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