年を取ると、踊るような感動は少なくなるけれど、
「ああいいなあ」と思うことは増えますね。
「つぼみ」で茶室を飾った花たちは、
二~三日するとすっかりほころんで、
リビングの隅の棚を飾ります。
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昨日の「口切りの茶事」の床の椿のつぼみは、
若者のの熱気を眺めていましたが、
今朝までそのままで、茶室の床にありました。
またこのコーナーの仲間入りですね。
茶事は無事に終わりました。
亭主さんは一人で最後まで通して頑張りました。
初体験の正客は、二人で初座と後座で交代して勤めました。
半東は、経験者がしっかりと後押ししました。
水屋は切ったり、温めたり、盛りつけたりと、大奮闘。
男性のお魚を焼いたりする姿も、頼もしかったです。
初めて参加した方も、お詰も、ちゃんと予習をしてきて、
緊張しながらも、初体験をかみしめていました。
一人ひとりが皆それぞれの思いで、
それぞれの自分のお茶を模索しているのだなと感じました。
私はと言えば反省することばかり。
自分は皆さんに何を伝えられるのかなと。
今年最後の行事も終わりました。
もう頭の中は、新年の顔合わせのことです。
でも今日は親しい仲間との一泊忘年会です。
ちょっとそれも忘れて楽しんできます。