「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

茶事を終えて

2011年11月28日 | お茶三昧



年を取ると、踊るような感動は少なくなるけれど、

「ああいいなあ」と思うことは増えますね。



「つぼみ」で茶室を飾った花たちは、

二~三日するとすっかりほころんで、

リビングの隅の棚を飾ります。






昨日の「口切りの茶事」の床の椿のつぼみは、

若者のの熱気を眺めていましたが、

今朝までそのままで、茶室の床にありました。

またこのコーナーの仲間入りですね。



茶事は無事に終わりました。

亭主さんは一人で最後まで通して頑張りました。

初体験の正客は、二人で初座と後座で交代して勤めました。

半東は、経験者がしっかりと後押ししました。

水屋は切ったり、温めたり、盛りつけたりと、大奮闘。

男性のお魚を焼いたりする姿も、頼もしかったです。

初めて参加した方も、お詰も、ちゃんと予習をしてきて、

緊張しながらも、初体験をかみしめていました。



一人ひとりが皆それぞれの思いで、

それぞれの自分のお茶を模索しているのだなと感じました。



私はと言えば反省することばかり。

自分は皆さんに何を伝えられるのかなと。



今年最後の行事も終わりました。

もう頭の中は、新年の顔合わせのことです。

でも今日は親しい仲間との一泊忘年会です。

ちょっとそれも忘れて楽しんできます。