ベランダで今咲いている花です。

ローズゼラニウム。
去年友達から、挿し木をしたものをもらったのですが、
元気に育って、初めて花をつけました。
香りの強い葉で、花は可愛いローズピンク。
丈夫そうな花なので、私も挿し木をして、
皆さんに分けて差し上げようと思っています。
隣を見ると、もう山芍薬が散っていました。
虎の子の一輪でしたから、散ってしまうと淋しい鉢になってしまいます。
その隣ではミヤコワスレが、次々に花を咲かせていますが。

楚々とした花ですが、こんなにたくさん咲いていると、
心強そうですね。
少し前まで咲き誇っていた、卯の花と、オダマキは盛りを過ぎてしまいました。
本当に花の移ろいは早いです。
今はこれから咲く花を心待ちにしています。

カワラナデシコです。
肝心の中心の花がボケてしまいましたね。
このつぼみは後何日で開くでしょうか。

梅花ウツギ。
大分つぼみは膨らんでいます。
梅に似た白い花が待ち遠しいです。


オオデマリとコデマリ。
皆花を開かせるには、もう少し時間が必要ですが、
気温が上がり、天気の良い日がづづくとあっという間に開くでしょう。
ちょっと期待していたテッセンと、口紅シランは、花芽が見つかりません。
まだ先のことのようです。
五月十三日に、お茶席を持ちます。
我が家のベランダのこれらの花たちが、
その席の床の花入れに、文字通り花を添えてくれるでしょうか。
いよいよ十日ちょっとに近づいてきた今、
それが一番の心配事なのです。
「茶花は足で生ける」と言います。
いえいえ、お行儀の悪い生け方をしなさいということではありませんよ。
足て歩いて、自分で探して、季節の花を手に入れて生けなさいということですね。
私も今日はあちらこちらを歩いて、
当日一番良い姿を見せてくれる花を探し回りました。
今が盛りの物はもう駄目ですし、
咲きそうもないものも残念ながら。
そんなこんなで、いくつか目星をつけて、
あとは前日に収穫に回りますよ。
と言っても、茶花園を持っているわけではありませんから、
植木屋さんもいろいろと見て回ります。
時には人の情けにすがります。
「この花なら何時でもどうぞ」
そう言ってくださる方が神様に見えるほどです。
さあ当日はどんな花が花入れに納まるのか、
今は私にもわからない。
朝晩植え木を眺めては、気をもむ毎日が続きます。