「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

お茶会報告

2012年05月14日 | お茶三昧

5月13日は好風会の皐月茶会でした。
二回目の今回は広間席の薄茶を担当しました。

心配したお天気は、五月晴れでした。
まずは成功祈願の効き目ありと、心も軽く家を出ました。

でも、本当は軽くはありませんでした。
それと言うのも、せっかく仕上げた風炉の灰形が、
やはり運ぶ過程で、ひび割れて陥没していたのです。
一時間半の長旅に耐えられませんでした。
その灰を朝一番で作り直さなくてはならなかったからです。

急いで仕上げた灰を見るたびに、悲しいため息が出そうでしたが、
そこはまあ、あきらめの早い私ですから、
どうかお客様があまり風炉を覗きに来ませんようにと、
祈りつつ一日過ごしました。

朝目を覚まして、ベランダを見てみると、
紫蘭がほころんでいてくれました。
床の花はその紫蘭と、卯の花を活けました。

珍しくもない何気ない花ですが、
清々しくて、私の気持ちにはぴったりのような気がしました。

今回は「和気は万福生ず」をテーマに、
御客様には和やかなひと時をお過ごしいただくことに。



準備が済むと、まず集合写真を取りました。
くたびれたお顔より、新鮮な姿を収めようと思いましてね。
この時点で遅刻の方はいなかったですよね。
男性陣はこの後袴にお召し変えでした。
着付け係さん、ありがとうございました。
女性もそうですが、男性も、
皆さんご自分で着られるようになるとよいですね。

お天気に恵まれて、客様のお庭で待たれる姿に、ホッとしました。



水屋や、お点前の様子もちょっと紹介します。






私はお客様に気持ち良く楽しんでいただけたか、
進行状況はどうかが、本当に気になる一日でしたが、
何とか大過なく終ったのではと思います。。

皆さんそれぞれ、緊張したり、失敗もあったりで、
100%満足というわけにはいかなかったかもしれませんね。
反省点は次の機会に生かしましょう。

まずは皆さんお疲れさまでした。