
11月の炉開きを控えて、
畳の表替えをしました。
朝八時過ぎに畳屋さんが取りに来て、
午後の三時にはこのとおり。
今、家の中は、
新しい畳の匂いがいっぱいに広がって。
畳屋さんは細かいところまで丁寧に整えてくれました。
それを見ていると、素人には気がつかないようなことでも、
気になるのだなあと。
畳を少しでも気持ち良く長持ちさせるために、
私も少しは気を使おうと思いました。
そういえば、畳を新しくしますと言ったら、
「マイシート持ってきてお稽古します」
と、言った方もっしゃいますよ。
新しい畳は、初めは気持ち良いけれど、気も使うようですね。
せいぜい気を使っていただいて、
お湯などこぼさないお点前を心がけてくださいと、
脅かしておきましたが。
さあ、炉の蓋をあけ
炉縁を入れて、
釜を掛けて、
今日の寒さに、ちょっと炉が恋しくなったので、
炉開きの準備も、実感がわいてきました。