命が宿ったテディベアはおっさん
テッド ted
劇場で映画鑑賞する際 必ず上映前に
“近日公開”って作品の予告が流されるでしょ
正直 あの予告上映にイラッ とすることもあるんだけれど
その予告上映で 次回の鑑賞作品を決めることも多々あるワタシ
『テッド ted』はまさに その予告上映で鑑賞を決めた作品
予告上映を観るまでは 作品の存在すら知らなかったのだ。
けれど 完全にオヤジのテディベアに
キュン×2させられてしまいましてぇ
STORY・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
友達がいない8歳の少年の願いが叶い
クリスマスの夜にプレゼントされたテディベアに命が宿る。
8歳の少年 ジョンとテディベアのテッドは親友として成長。
27年後...ジョンとテッドは中年となっても大親友★
大好きな映画を観ながら マリファナを楽しむ生活をしているが
ジョンの恋人ローリーから呆れられていて
ジョンが大人になれないのは テッドと居るから・・・と
テッドをとるか自分を取るかと迫られる始末。
大人になろうとあがくダメ中年男の異色のドタバタコメデー
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テディベアが出演しているのにR15+
もう その時点でオモシロすぎるッ!
だいたいにして 世界中から愛されているテディベアを
ろくでもない中年にしてしまった事がサイコー
ギャップがあると魅力的に見えるものだが
そういう意味では ワタシは完全にその魅力にヤラレたひとり
愛くるしいお姿 に 愛くるしい動き
なのに 女・アルコール・薬物を思いっきりたしなみ
おまけに毒舌でニートというパラサイト野郎
しかし 何故か腕っ節は強い
それがテッドなのだ
テッドにより世界を広げた8歳だった少年は
見事に優柔不断なダメダメ中年街道をまっしぐら...と
そこに最愛の恋人ローリーがダメダメ中年街道から
ちょっとダメ中年街道に道を変えるべく
いろんな策を講じてみるものの...
この映画 多分 ある種のB級的な匂いがするのもイイ
アメリカンコメディーの定番的な要素が満載で
そして 結末はなんとなく想像ができる妙な安心感
しかしッ なんとなく想像していた結末だったけれど
その感動や結末へのプロローグは想像以上だったゾォ
純粋に笑えたし チョットしたお得感もあり
子供の頃に大切にしていたぬいぐるみが妙に恋しくなったよ
★★★★☆<★星4.0ツ>