“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『海街diary』の巻

2015-06-19 | 劇場鑑賞した映画

マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の
人気コミックを実写映画化
海街diary

マンガ大賞を受賞した時から 気になっていた「海街diary」
ご存知 吉田秋生の人気コミックだ

この作品の監督が是枝裕和氏 と、知ってから
公開を心待ちしていたよ
なので 公開初日に劇場観賞してきたぞぉ
STORY ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
鎌倉で暮らす長女・幸、次女・佳乃、三女・千佳の香田家3姉妹。
そこへ15年前に家を出ていった父の訃報が届く。
葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は
異母妹となる14歳の少女すずと対面。
父が亡くなり身寄りのいなくなってしまったすずだが
葬儀の場でも気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。
そんな彼女の姿を見た幸は
すずに鎌倉で一緒に暮らそうと提案する。
その申し出を受けたすずは香田家の四女として
鎌倉で新たな生活をスタートさせるが...。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
マンガ「海街diary」の未読者のワタクシ
マンガ大賞を受賞している作品なので
それ相当の素晴らしい作品であることは想像できたが
やはり どこかに少女漫画なんでしょぉ?...と いう
なんだか冷めた部分もあったワケでぇタラ~
この漫画の映像化を是枝裕和監督が望んだのが
映画を観て理解できたような気がする。
普遍的な 本当にどこでもありそうな日常を
言葉は少なくても 映像の中から読み取れる。
なんて繊細でみずみずしい作品なんでしょう美しいわぁ
 
美しい...といえば 主人公となる4姉妹を演じた女優陣
しっかり者の長女・幸を綾瀬はるかチャン
自由奔放な次女・佳乃を長澤まさみチャン
個性的だが冷静な三女・千佳を夏帆チャン
そして 異母妹の四女・すずを広瀬すずチャン
いずれも キャラクターにピッタリ !
正直 綾瀬はるかチャンは長女のイメージがなかったけれど
どこか昭和の香りがする凛とした長女だった。
映像から見る佇まいが すでに立派な長女でしたよ

美しい...といえば 作品の舞台 鎌倉の四季
この作品は一年間を通して撮影されたらしく
鎌倉の情景が 作品にうまく反映されていて
アラフォー♀のワタクシの胸をムギューとしてくるのだ。

美しい...といえば 4姉妹
演じている女優さんはもちろんなのだが
キャラクターの捉え方が美しい
いずれも 前を向いて歩もうとする姿が
ほんとうにみずみずしくてキラッ×2
 
脇を固める堤真一、加瀬亮、鈴木亮平、前田旺志郎、
風吹ジュン、樹木希林、、リリー・フランキー、
そして大竹しのぶ...。キャスト一覧を見ているだけで
テンションが上がる嬉しい布陣

是枝裕和監督の作品は
親に捨てられる子供がよく出てくるような気がするが
今回の作品は ある意味 子供が親を捨てる
切なく力強く愛おしく美しい作品デス

あじさいで有名な長谷寺
鎌倉は今、艶っぽいイイ季節ですなぁ
行きたくなるなぁ。。。鎌倉に
 ★★★★☆ < 星4.0ツ>


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