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祝第66回カンヌ映画祭コンペ部門 正式出品選出
藁の楯 わらのたて
三池崇史 監督 最新作を観た
意外や意外 あの三池崇史監督が
大沢たかお&松嶋菜々子とタッグを組んで
作品を作っているぅへぇー
まさかっ! と感じたのも事実だが
どのような化学反応が起きるか...という楽しみもあり 劇場へ
正直 ツッコミを入れたい箇所も幾点かあるけれど
そこは THEエンターテイメントの映画の話なので
あえてここではスルーするとして...それでも見応えあり
とってもスリリングで ある意味 奇想天外な展開が
結構...ワタシはハマッてしまって...良かった
オモシロイ!と思わせてくれる作品だったよ
STORY。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
孫娘を惨殺された財政会の大物が その凶悪な殺人犯を
殺すことに10億円の懸賞金をかける。
日本中が殺気立つ中 福岡で自首した凶悪犯を
警視庁警備部SPら精鋭5人で東京の警視庁まで移送させる。
凶悪犯への憎悪と多額の懸賞金への欲望にかられ
一般市民や仲間である警護にあたる警察官までもが
移送の行く手を阻んでいく。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
しかし 理性ってなんだろう?
凶悪犯って守る価値があるの?
一般ピープルのワタシは 正直 この映画のテーマは重い
双子姉妹イッコ&ニコ
世代の女の子が殺される...
というだけで 相当 胸をギュー!ってされてるのに
その犯人を多額の税金を使って移送されている
そんな話だけで なんだか凶悪犯の片棒を担いだような
罪悪感さえ感じてしまうのに...
人間の心理をグッ とえぐられている内容に疲労感も感じた
‘大沢たかお’っていう人はホントにエエ男デス
カッコイイ ステキ
こんな役もイケるんですネ
‘松嶋菜々子’がオバサン呼ばわりされる役で
アイドル女優を脱皮できたかも
アクションのキレがもう少しほしいところだが
今後の女優生命における変身振りが楽しみ
‘余 貴美子’のタクシー運転手の役は実にモッタイナイ
この女優さんの使い方をもうチョットだけ
考えた方が良いんじゃないかなぁ...監督さん
‘山崎努’はやはり役者臭がハンパない
重厚感、存在感、むろん演技力
どれをとってもハンパないデス
‘藤原竜也’の悪役も板についた感じもあり
すでにベテランの香さえするっ
‘岸谷五朗’‘伊武雅刀’という配役もGOOD
ワタシは個人的にこの映画で注目したのは‘永山絢斗’
青臭い若手刑事を熱演していたが なんか新・鮮
演技は まだまだかもしれないが
お兄さん(瑛太)とは違うキャラ
華がない (ゴメンなさい...)ことは 裏を返せば
なんでも そつなくこなせる職人的役者になれるという
可能性を秘めているワケだから
もっと×2 イロんな役にチャレンジしてほしいがんばって
邦画のTHEエンターテイメント作品を久々に
観たぁ 感があり それなりに満足×2
そして この作品のテーマソングは
氷室京介 様
の新曲
あのレジェンドバンド時代から歌声に魅了されていたワタシ
エンディングロールまでもが
ワタシにとって
ドラマ
だったよぉ~
★★★★☆<★星4.0ツ>