“酒の肴”は映画とソーセー児と時々柴漬け

今宵の“酒の肴”は...。
鑑賞した映画と双子姉妹&柴犬♀のたわいもない話

『クヒオ大佐』の巻

2009-12-11 | 劇場鑑賞した映画

自称 米軍特殊部隊のパイロット
父はカメハメハ大王の子孫
母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ

こんな嘘八百の経歴と巧みな変装で
女性たちから約一億円を騙し取った結婚詐欺師
実在したこの結婚詐欺師をモチーフにした作品
    『クヒオ大佐』

実は主人公の過去・背景は非常に悲しいのだ
それ故に、こんなバカバカしい嘘が
コミカルに見えるのかも・・・
そう考えると、とっても切ないお話・・・だが。
映画の主人公はややドジというか、
ある意味、正直で真面目な人間
一生懸命()“クヒオ大佐”を演じてるのだ
それが、またコッケイ

主人公、クヒオ大佐(堺 雅人)
主人公に無償の愛をささげる
弁当店主しのぶ(松雪 泰子)の弟(新井 浩文)とのシーンは
チョットしたボケとツッコミ漫才を思わせる
コンプレックスを嘘でカバーするクヒオ大佐と
コンプレックスを持っていない しのぶの弟が
電話一本でクヒオ大佐の嘘を見抜くシーンは
ホント、ホント、笑えた
嘘か真か・・・
クライマックスシーンのつくり方も好きかも

以前から気になっていた作品だけど、
タイミングがなくて なかなか鑑賞できなかった。
チョットしたドライブも兼ねて遠出した映画館。
遠出した甲斐はあったかも

      < ☆ 4/5 >
 


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