
母が映画館での予告編を観てから
随分 前から公開を楽しみにしていた
役所広司×佐藤浩市
最後の忠臣蔵
久しぶりに母と鑑賞
赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件で
大石内蔵助が率いる46士が切腹して
主君に殉じた中 生きのこらざるをえかった
二人の男の知らせざる物語を描いた作品
この生き残り侍2名を
役所広司と佐藤浩市が演じている。
ある意味 大義の名のもと切腹で殉死した46名は
武士として花道を飾れたが
生き残ったモノにとっては 花道を飾れる悔しさだけでなく
“生き残り”として蔑まれる役目を負わねばならぬとは
切なくて・・・ツライ・・・・
ストーリーが既に泣ける内容
そこにきて 演技派といわれる役所広司と
近年 いい味出ているダンディマン佐藤浩市が
男泣きするシーンは 泣きたくなくても
もらい泣きしてしまうよぉ
重いストーリーだけれど 初々しい 桜庭ななみ や
お美しい安田成美が出演するシーンは
なんだかホッ とさせられる感じがする。
武士の世界って美しく
見えるのは
意外と“はかなさ”があるからでしょうか?
ここのところサムライ映画が多いのは
何か理由でもあるのだろうか<
73点 >