細田守監督 三年ぶりに送り出すオリジナル長編作品
バケモノの子
夏休みも終わり ある意味 平穏な日々
無事に学校生活もはじまり
急にお顔が引き締まった様子のイッコ&ニコ
なんせ もうすぐ運動会だからねぇ。。。
運動会の練習がはじまり お疲れモード
ただ 天気がパッ~ としないから
なんとなく 身体が重い今日この頃Fu~uuu。
夏休みに8歳児双子姉妹イッコ&ニコと
一緒に観賞した『バケモノの子』
公開初日だった7月11日から
ずぅ~ と「観たいっ!」と、せがまれていて
8月終盤になんとか観賞に至ったのだ。
実は...。個人的にも楽しみにしていた作品だったんだよねっテヘッ
細田監督の前の作品『おおかみこどもの雨と雪』が
想像以上に良かったもので...
STORY ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~
交わることのない二つの世界、人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」。
ある日 渋谷にいた少年が「渋天街」のバケモノ・熊徹に出会う。
少年は強くなるために「渋天街」で熊徹の弟子となり
熊徹は少年を九太と命名。ある日 成長して渋谷へ戻った九太は
高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し
生きるべき世界を模索するようになる。
そんな中 二つの世界を巻き込む事件が起こり...。
~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~・ ~
この作品の魅力はキャラクターが素晴らしい
なんと言っても‘熊徹’は愛すべきキャラ
まるで お子ちゃま そのものなのだ。
喧嘩っ早くて 口が悪い
恐らく 優しいのだろうが素直じゃない
乱暴モノの上に身勝手
ちなみに この‘熊徹’の声は役所広司サマなのだ。
さすが 技量高き役者さんだなぁ
めっちゃ違和感なしデス
反発・喧嘩しながらも“親子”の絆が育っていく‘九太’と‘熊徹’
この“親子”になっていく過程描写がキュン×2 させられる
相手を認知して 大切に思うことで
人というものは成長するだねッ それが“愛”なのかな
物語の途中から17歳の“九太”が中心に展開する。
17歳になった“九太”が人間界の「渋谷」に戻り
女子高生“楓”と出会い
人間世界の情報や知識を体得していくことで
二つの世界を往き来 しながら 自分探しをはじめる。
ここで“九太”の成長する姿を見せつけられて
大人になっていく“九太”の姿に
頼もしくもあり 離れていく物悲しさも感じて
泣かされるワケだよグッスン
でもね。。。一番 泣かされたのは
二つの世界を巻き込む事件が起こった時に
“熊徹”のとった行動なのだ
嗚咽が出るほど泣かされたよっ
眼からだけじゃなく 鼻からもコボレル液体
止められましぇ~ん キャァァァーーーァ。
この作品は登場キャラクターのみならず
そのキャラクターたちに声をあてている人々もスゴイ
“熊徹”の役所広司をはじめ
細田作品の常連 宮崎あおい、染谷将太、麻生久美子
また 広瀬すず、リリー・フランキー、大泉洋など
なんと魅力的なキャスティングなんでしょう
その声を拝聴するだけでも チョットしたご褒美かもねっ
細田守監督 次回作も期待してマス
★★★★☆ <★ 星4.0ツ>
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