
変わりゆく3つの時代を描く
壮大なクロニクル
ヤクザと家族
The Family
本日は“立春”だ。
暦の上では春
昨日までは小春日和って
感じの気温だったけれど
今日は 寒かったなぁ
昨日は 節分
2月2日の節分は124年ぶり。
スゴイね! 124年ぶりって
やっぱりスゴイ!!
でも 我が家では豆まきや
恵方巻きを食す...ってことは
一切せずに 1/365日を
ただ過ごしただけの
情緒のナイ一家なのだ
鑑賞したい映画がない。
けれど劇場に行ってきた。
そして映画を観た。
綾野 剛 クン主演の
『ヤクザと家族 The Family』
STORY ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~
1999年 父親を覚せい剤で失った
山本賢治は 柴咲組組長・柴崎博の
危機を救う。その日暮らしの生活を送り
自暴自棄になっていた山本に
柴崎は手を差し伸べ
2人は父子の契りを結び 賢治は
ヤクザの世界に足を踏み入れる。
2005年 ヤクザとして
名を挙げていく賢治。
自分と似た境遇で育った女性と出会い
家族を守るための決断をする。
それから時は流れ
2019年 14年間の刑務所暮らしを
終えた賢治だったが
柴咲組は暴力団対策法の影響で...。
~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・
『新聞記者』で日本アカデミー賞の
最優秀作品賞に輝いた
藤井道人監督がメガホンを取り
時代の中で排除されていく
ヤクザたちの姿を
3つの時代の価値観で描いていく
オリジナル作品。
一人のヤクザの生きざまを
3つの時代に分けて描く
ヒューマンドラマなのだ。
主人公のヤクザを綾野剛クン。
主人公と父子の契りを結ぶ組長を舘ひろしサンが演じるほか
尾野真千子サン、北村有起哉サン、
岩松了サン、寺島しのぶサン、
市原隼人クン、磯村勇斗クンなどが共演。
先にも述べたが
観たい作品がなくて
時間的にマッチした
こちらの作品を
鑑賞するに至ったのだが
『新聞記者』を撮った
監督作品だと知って
チョットばかりテンション
『新聞記者』が思ったよりも
随分良かったから
期待値が上がるよねぇ
ただね。一応♀に属する
ワタクシとしては
目を背けたくなるシーンもあり
なんとも表現し難いのだが...。
今作で19歳~39歳を演じた綾野剛クン。
圧巻の演技
だったわ
市原隼人クン、磯村勇斗クンも
かなり魅力的だったなぁ
社会情勢や時代の流れにより
生きにくい世の中だと
感じている人は 多いんだと思う。
哀しい作品だが
主人公の賢治は
散る場所があって
幸福だったのかもしれないなぁ ★★★★☆ <★ 星4.0ツ>