このタイトルですでに何度か書いてるような気がしますが・・・(汗)
原作読書、「王の帰還」上終わりました。中途半端なところで中断してたので感想書いてなかったんですが、時間経ったら感想忘れました・・・一番面白かったところの感想書けないかも。
で、「王の手は癒しの手」を読んでたんですが、なんかすごいなあと・・・
だって、ファラミアもエオウィンも死んじゃうかも、な緊迫したシーンなのに、ヨーレスとか本草家の噛み合わない長話が延々と続くという・・・(汗)
こういう場面でああいうギャグ?を入れるなんて、なかなか思いつくことじゃないですよねえ。やはり、根っからユーモア好きでないと思いつかないのでは。
まあ、ギャグ?の内容も含めて、不思議な感覚だなあとも思いますけど(笑)
ファラミアやエオウィンが助かるだろう、という明るい雰囲気はあるのかな。初めて読んだ時どうだったかな・・・そういえば二人が死ぬとは全く思ってなかったような気がします。メリーはもちろんですが。
また、ヨーレスや本草家の長話に対するアラゴルンの対応も絶妙。あくまで穏やかに、でもさりげなーく嫌味も入った対応が。
それに全く気づいていないヨーレスと本草家・・・(笑)
そしてとどめにガンダルフが怒鳴りつけて、というパターンがおかしいですねえ。きっとガンダルフ、アラゴルンがやんわり対応している横でイライラしまくっていたんでしょうね(笑)「ヨーレスを後ろに乗せて飛蔭に急ぎの意味を教えてやろう」ってのが最高(笑)
このパターンが、ヨーレスで一度終わったと思ったら本草家でもう一度繰り返されるというのがまたすごい・・・(笑)
以前はガンダルフのキレっぷりばかりが印象に残ってたんですが、今回はアラゴルンの反応が面白いなあと思いながら読みました。
その場にいなかったメリーに、ネタとして?本草家の話をするなんて、よっぽどイライラしていたのか、はたまた面白がっていたのか(笑)なんかやっぱり馳夫さんていいなあと思いました(笑)
こんなシーンが、ファラミアやエオウィンが目覚める感動的なシーンの前に来ても違和感がないというのがすごいなあ・・・。ていうか必要あるのかこんなシーン!?
あ、でも、メリーが目覚めた時の「お腹がぺこぺこだ」に通じるものもあるかな? このメリーの台詞は読むたびにうるうるしてしまいますが・・・なんかすごくホッとしますよね。
トールキンにとっては、ファラミアやエオウィンは生死を彷徨っているけれど、このあたりはすでにホッとするシーンとして描かれているんですね。ヨーレスや本草家もそういうホッとする人々として描かれているのかも。そう言えばこの人たち、ちょっとホビットっぽいかも・・・
よく、悲劇作家に喜劇を書くのは難しいけれど、喜劇作家は悲劇も書ける、と言いますが、ユーモアが染み付いている(?)人だからこそ、こんな書き方ができるんだろうなあと思います。
「ホビット」を読むとわかりますよね。最初はひたすらおかしい話が、だんだん感動的な話になって行くのが全く不自然でなくて。
このユーモアの感覚が、「指輪」にもしっかり残っているところがすごいなあと・・・それも最初の方ではなくて、こんなクライマックスの後で。あのペレンノール野の戦いの後でですよ・・・
やっぱりトールキンの感覚は不思議だなあと。この不思議さが、他の作家にはない独特の味わいにもなっていると思います。
そんなことを考えていると、「ホビット」の映画化で、あのおかしさがちゃんと出せるかなあ、というのも心配になって来たりして。
ああ、「ホビット」はユーモアのセンスがある監督にやって欲しいような気もして来ました、なんか(汗)
原作読書、「王の帰還」上終わりました。中途半端なところで中断してたので感想書いてなかったんですが、時間経ったら感想忘れました・・・一番面白かったところの感想書けないかも。
で、「王の手は癒しの手」を読んでたんですが、なんかすごいなあと・・・
だって、ファラミアもエオウィンも死んじゃうかも、な緊迫したシーンなのに、ヨーレスとか本草家の噛み合わない長話が延々と続くという・・・(汗)
こういう場面でああいうギャグ?を入れるなんて、なかなか思いつくことじゃないですよねえ。やはり、根っからユーモア好きでないと思いつかないのでは。
まあ、ギャグ?の内容も含めて、不思議な感覚だなあとも思いますけど(笑)
ファラミアやエオウィンが助かるだろう、という明るい雰囲気はあるのかな。初めて読んだ時どうだったかな・・・そういえば二人が死ぬとは全く思ってなかったような気がします。メリーはもちろんですが。
また、ヨーレスや本草家の長話に対するアラゴルンの対応も絶妙。あくまで穏やかに、でもさりげなーく嫌味も入った対応が。
それに全く気づいていないヨーレスと本草家・・・(笑)
そしてとどめにガンダルフが怒鳴りつけて、というパターンがおかしいですねえ。きっとガンダルフ、アラゴルンがやんわり対応している横でイライラしまくっていたんでしょうね(笑)「ヨーレスを後ろに乗せて飛蔭に急ぎの意味を教えてやろう」ってのが最高(笑)
このパターンが、ヨーレスで一度終わったと思ったら本草家でもう一度繰り返されるというのがまたすごい・・・(笑)
以前はガンダルフのキレっぷりばかりが印象に残ってたんですが、今回はアラゴルンの反応が面白いなあと思いながら読みました。
その場にいなかったメリーに、ネタとして?本草家の話をするなんて、よっぽどイライラしていたのか、はたまた面白がっていたのか(笑)なんかやっぱり馳夫さんていいなあと思いました(笑)
こんなシーンが、ファラミアやエオウィンが目覚める感動的なシーンの前に来ても違和感がないというのがすごいなあ・・・。ていうか必要あるのかこんなシーン!?
あ、でも、メリーが目覚めた時の「お腹がぺこぺこだ」に通じるものもあるかな? このメリーの台詞は読むたびにうるうるしてしまいますが・・・なんかすごくホッとしますよね。
トールキンにとっては、ファラミアやエオウィンは生死を彷徨っているけれど、このあたりはすでにホッとするシーンとして描かれているんですね。ヨーレスや本草家もそういうホッとする人々として描かれているのかも。そう言えばこの人たち、ちょっとホビットっぽいかも・・・
よく、悲劇作家に喜劇を書くのは難しいけれど、喜劇作家は悲劇も書ける、と言いますが、ユーモアが染み付いている(?)人だからこそ、こんな書き方ができるんだろうなあと思います。
「ホビット」を読むとわかりますよね。最初はひたすらおかしい話が、だんだん感動的な話になって行くのが全く不自然でなくて。
このユーモアの感覚が、「指輪」にもしっかり残っているところがすごいなあと・・・それも最初の方ではなくて、こんなクライマックスの後で。あのペレンノール野の戦いの後でですよ・・・
やっぱりトールキンの感覚は不思議だなあと。この不思議さが、他の作家にはない独特の味わいにもなっていると思います。
そんなことを考えていると、「ホビット」の映画化で、あのおかしさがちゃんと出せるかなあ、というのも心配になって来たりして。
ああ、「ホビット」はユーモアのセンスがある監督にやって欲しいような気もして来ました、なんか(汗)