第20回青森ウエストン祭＆戸来岳登山

さて、戸来岳の山開きの日に開催される恒例の「ウエストン祭」が平小沢公園で開催されました。
今年で、20回目。


ウォルター・ウエストンは英国人宣教師で、日本に近代登山を紹介した人として知られ、また明治の青森県を襲った大飢饉に際して救援活動をしました。
ですので、このお祭りはその慰霊祭ですね。

会場には、我が祖国の「御國旗（日の丸）」だけじゃなく、W・ウエストンの母国、大英帝国の「ユニオンジャック（正式にはユニオンフラッグ）」もひるがえります。


しかし、我が村は、6月の第1週目にはイスラエルにゆかりを持つ「キリスト祭り」を行い、7月の第1週にはこの英国の「ウエストン祭」を開催するんですから国際色豊かです。12月にもフィンランドに関係ある「X'masフェスタ」というのもありますしね。

みんなで、ウエストンへ献花した後、「雪山男」の歌を合唱。
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といわけで、本番の「戸来岳」登山。

どうしようかな、と思ったんですが、かつての上司で、村山岳部長のKさんから誘われ準備することに。
Kさんは青森県でも有名な岳人ですが、村では「弓のK」として知られる、いわば古武士のようなお方。
なので我々は「さん」付で呼ぶのも畏れおおいため「K卿」とお呼びしています。
英国風にえば「Lord」ですよね。ダース・ベーダーも確か、「ベーター卿」と呼ばれているでしょう。

まぁちょっと話がそれたんですが、登山です。

先発隊は1時間前に出発しているので、オラは途中カッティングして、兎平から出発。
最初はなだらかで楽なんですが・・・


途中でK卿ご一行方と戸来小の登山隊に追い付きます。
ここいら辺からきつくなってきます。


と、やっと山の中腹につきました。
ちょっと休憩。
K卿（中央）

K卿によればここは「喫茶店」と岳人たちからいわれる場所だそうです。
冬登山では、この木の中に入り、火をおこしコーヒーとか飲んで暖をとるとか。


また、ここからの眺めがいいんですなぁ～


さて、この先さらにきつくなります。
上を、見上げれば・・・


下をみても・・・・・


と、そうこうするうちに「日本一のダケカンバ」に到着。


さすがに、小学生たちも息がきれています。
ここまで来れば、頂上も後わずか。


戸来岳の大駒岳の頂上の様子。十和田湖が良く見えます。
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さて、頂上で、K卿から2枚の絵ハガキを頂きました。

卿が冬登山で、撮影したものだそうで、ちゃんと「登山証明」のスタンプまで押して頂きました。
冬のダケカンバ


↓↓↓大駒岳から見た三ツ岳


しかし、登山って登ったはいいけど、降りないばないんだよな～
ヨッタ（太もも）、ガクガクってなるし。