角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

ついに出ました「国民の生活が第一」!! って言われもなんだかな~

2012-07-12 11:47:40 | 時事問題
7月11日ついに、民主党から分裂した小沢グループが新党を立ち上げました。
その名も「国民の生活が第一」!!
ニュース見るとどこのメディアでも「長すぎる党名」と論評しています。


小生の記憶が確かならば、この「国民の生活が第一」ってフレーズもともとどこから来たかといえば・・・・

たしかね、2006年9月に誕生した安倍晋三内閣のキャッチフレーズが「戦後レジームからの脱却」だったわけ。
つまり、戦後60年行き詰った経済、政治、教育、もろもろの体制(レジーム)から脱却し、憲法改正、教育改革を目指したんですね。

自著の「美しい日本」とあわせて、当時与野党内外から、抽象的で解りづらいと批判を浴びました。
安倍晋三首相(06~07)

で、この抽象的で解りづらいと批判された「戦後レジームからの脱却&美しい日本」に対抗したコピーが本当に解りやすい「国民の生活が第一」だったわけ。

つまり当時、最大野党だった小沢民主党代表「安倍総理、「美しい日本」だのと、高尚で抽象的な理想を掲げる前に、まずは「国民の生活が第一」しょ」とのたまったわけ。

当時の小沢民主党代表

↓↓↓前にも書きましたが、なんか胡散臭いでしょう。
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?cat_id=153049

なんか、「国民の生活が第一」というよりは「自分たちの選挙が第一」って見えるんですが・・・

やっぱね、この小沢センセの致命的なのはあの2009年の「小沢訪中団」ですよね。
143人の民主党議員を含む600人を引き連れ、中国共産党の赤い皇帝胡 錦濤とぺこぺこ握手させたヤツ。
一度も選挙をやったことのない、1党独裁の皇帝に、国民から選ばれた我が国の選良(国会議員)がペコペコしながら握手する絵はまさに悪夢でした。


しかも、その後の記者会見で自らを「中国人民解放軍の野戦司令官」と告白してしまう始末。


なんかね「人民の生活が第一」って疑われてもしょうがないでしょう。

さて、時事問題ついでに、今日の「小沢新党結党」ニュースの横にもっと重要ニュースが報じられています。

堂々と、中国は「尖閣諸島は自分たちのもの」と主張しています。
そして、それと呼応するように、尖閣諸島付近で領海侵犯する中国船のニュースも・・・


もうね、小沢センセが心酔する中国様は、あからさまに我が国の国土を狙っていますよね。

「国民の生活が第一」ってのもいいけど、まずは国土あっての国民です。

それにね、国民である我々が「自分の生活が第一」ってのも恥ずかしくないですか?

ある意味、今の自分さえ良ければいいって聞こえるんですよね。

東京都での尖閣諸島買い上げでの国民からの寄付金が11億円超えているそうですが、この寄付された方々は、自分の生活が第一で寄付したわけではないでしょう?

日本の国土を守るため、自分の生活よりも優先させてなけなしのお金を寄付した方も多いでしょう。

そして、あの大震災では自分の生活のことはさておいて、救援に向かった多くのボランティアの方々だって同じです。

----------------------------------------------------------------------------------------------
小沢新党の皆さん、そして「自分たちの生活が第一」と思っている皆様方、以下の格言を今一度お読みくださいませ。

上杉鷹山(米沢藩第九代藩主 1751~1822)
国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれなく候
(国家は先祖から今生きている我々が引き継ぎ、子孫へ伝えなければならない。従って、今生きている我々が国家を私欲で私物化してはならない)

エドマンド・バーグ(英政治家、哲学者 1729~1797)
「国家は今現存する国民のものにあらず。現存する者、死せる者(先祖)、はたまた将来生を享くべき者(子孫)の三世代の共同作業である」

祖国を何とか次世代に引き継ぎたいものです。

このままだと、尖閣諸島、沖縄はおろか「中華人民共和国 日本省」になっちゃうような気がして。