「TOHO映画祭」、今週は法廷ミステリーの最高傑作、ビリー・ワイルダー監督 「情婦」。(1957年、米)

なんか、上のイメージと題名でなんかエロ臭い映画に思えるでしょう。
ところが・・・・この映画、アガサ・クリスティー原作のいわゆるガチガチの法廷(裁判)もので、原題も「Witness for the Prosecution(検察側の証人)」。
しかし、何で邦題が「情婦」さなったんだベ?さっぱりつながりがないので意味がわかりません。
舞台はロンドン。
病院を退院したばかりの老弁護士ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)のもとへ、未亡人殺しの嫌疑をかけられた、レナード・ボール(タイロン・パワー)が無実を証明するために依頼に来るところから、ドラマは始まります。
中央:タイロン・パワー 右:チャールズ・ロートン

ところが、依頼者夫人のクリスチーネ(マレーネ・デートリッヒ)は検察側の証人となり驚くべき証言をします。
マレーネ・デートリッヒ
かくして、検察側とウィルフリッド卿の泥沼の法廷戦が繰り広げられるのですが・・・・・もうすばらしいの一言。
この映画に限っていえば、かのヒッチコックもビックリでしょう。

ビリー・ワイルダー監督はコツコツと積み上げたような抑制のきいた演出で、この完全なセリフ劇を盛り上げます。
本流の法廷劇も面白いのですが、この病み上がり老弁護士にくっついている、おしゃべり看護婦とのやり取りがこれがまた絶妙な会話で、笑わせてくれます。
そして終盤、驚くべき大どんでん返しが!!
しかも、更にどんでん返しが二転三転し、騙される快感が堪能できます。
映画終盤
そして、エンドロールの後、あの有名な字幕が・・・・
「この映画の結末を、決して他の人には教えないでください。」
うん? コレってどっかで観たことがあるような・・・・
そう、水野晴郎大先生の「シベリア超特急」シリーズではありませんか。

たしかに、この映画ある意味、すごい結末で終わます。

なんか、上のイメージと題名でなんかエロ臭い映画に思えるでしょう。
ところが・・・・この映画、アガサ・クリスティー原作のいわゆるガチガチの法廷(裁判)もので、原題も「Witness for the Prosecution(検察側の証人)」。
しかし、何で邦題が「情婦」さなったんだベ?さっぱりつながりがないので意味がわかりません。
舞台はロンドン。
病院を退院したばかりの老弁護士ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)のもとへ、未亡人殺しの嫌疑をかけられた、レナード・ボール(タイロン・パワー)が無実を証明するために依頼に来るところから、ドラマは始まります。
中央:タイロン・パワー 右:チャールズ・ロートン

ところが、依頼者夫人のクリスチーネ(マレーネ・デートリッヒ)は検察側の証人となり驚くべき証言をします。

かくして、検察側とウィルフリッド卿の泥沼の法廷戦が繰り広げられるのですが・・・・・もうすばらしいの一言。
この映画に限っていえば、かのヒッチコックもビックリでしょう。

ビリー・ワイルダー監督はコツコツと積み上げたような抑制のきいた演出で、この完全なセリフ劇を盛り上げます。
本流の法廷劇も面白いのですが、この病み上がり老弁護士にくっついている、おしゃべり看護婦とのやり取りがこれがまた絶妙な会話で、笑わせてくれます。
そして終盤、驚くべき大どんでん返しが!!
しかも、更にどんでん返しが二転三転し、騙される快感が堪能できます。

そして、エンドロールの後、あの有名な字幕が・・・・
「この映画の結末を、決して他の人には教えないでください。」
うん? コレってどっかで観たことがあるような・・・・
そう、水野晴郎大先生の「シベリア超特急」シリーズではありませんか。

たしかに、この映画ある意味、すごい結末で終わます。