角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

今日は弘前市に出張。ってか、岩木山のふもと

2012-07-25 23:56:10 | 出張(旅行)
今日は年に一度の青森県の「道の駅 駅長会議」。
会場は弘前市。「道の駅連絡会」の会長職は津軽と南部で交互に交代しているんですね。
昨年の会長はむつ市だったので今年は津軽というわけ。


で、十和田湖経由で津軽へ向かいます。
なんですが、あいにくの雨。


13時、黒石市「こけし館」到着。お腹がすいてきました。
ここは昨年「県連合PYA」総会開いたところ。
「戦場カメラマン」も講演しました。


で、お約束の「カレーバイキング」900円。
ドリンクバーも付いていし、何よりサラダが食べ放題なのがうれしいです。


というわけで、食後もひたすら西へと向かいます。


その間、職場と役場から何回か電話。
何回かは長い話し合って、やっと岩木山ふもと着。


で、会議5分前現場到着。
「アソベの森 いわき荘」
できればプライベートで来たいところですね。


というわけで、会議が始まります。


さて、今年は・・・
・「青森道の駅連絡会」独自で製作する「地図」の是非。
・それに伴う、会費収入についての議論
・スタンプラリー景品について

・温泉・銭湯らとのスタンプラりーの提携議論。

等々重要案件について白熱した議論がかわされました。



で、やっと、夜「会議終了」。

ここから、反省会に残る駅長と、帰る駅長に分かれます。

小生は、弘前の某高校で先生している義兄(アニキ)と一杯やる約束しているので市内へ。


しかし、今日は蒸し暑い日でした。


「川代ものづくり学校」開校準備作戦②

2012-07-24 19:13:47 | 川代ネタ
さて、8月11日に開校予定の「ものづくり学校」。

だんだんと予定が見えてきました。



で、当日は抽選会もやるらしく・・・
一番上に見える「3Dテレビ」なんですが、こんな感じ。


32インチの「3Dフルハイビジョン」。3Dメガネと、録画機能まで付いているとのこと。


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で、BOSSの命令で、「アイスクリーム作り体験」無料!!でやることに。

↓↓コレ今日の様子(アイス体験)


しかも、「ソバ作り」や「ぞうり作り」まで、無料!!

羊も焼かないばないしこりゃ大変だ。

しかし「南部せんべい手焼き体験」って誰がやるんだべ?



ヒッチコックサスペンス炸裂!! 今週はゴシックロマンの金字塔「レベッカ」

2012-07-23 23:15:27 | 映画
TOHO映画祭、今週と来週で、かのサスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックの映画2本やります。
で、今週は「レベッカ」。来週は「鳥」


で、「レベッカ」ですが、いわゆるゴシックロマンの傑作といわれていて1940年のアカデミー賞作品賞を受賞しています。
イギリスで活躍していた、アルフレッド・ヒッチコックがハリウッドへ渡って製作した第1作目の作品です。
後にヒッチコックは「この作品賞は自分じゃなくて、セルズニックが受賞したものだ」と語っています。
たしかに「ヒッチコックスリラー」というよりは、威風堂々たる「大河ドラマ」といった趣でしょうか。


正直、ヒッチコックファンの小生としても、この作品あんまりピンときていない作品の一つでした。
ピンとこないというか、うまくまとまりすぎているような気がしたんですよね(20年前の記憶では)。

プロデューサーのデイビッド・O・セルズニックに遠慮したのか、ヒッチコック特有のクセというか、「ヒッチコック節」が弱いような気がしたんですね。


「ヒッチコック節」が炸裂している作品といえば・・・

「裏窓」 「めまい」 「知りすぎていた男」 「北北西に進路をとれ」 「鳥」 などでしょうか。いづれもカラー作品ですね。

しかし、この監督にはモノクロにもすごい作品群があります。

「サイコ」 「逃走迷路」 「断崖」 「海外特派員」 「バルカン超特急」 などなど。

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(物語)
英国コーンウォル海岸近くにマンダレイという荘園を持ったマキシム・デ・ウインター(ロウレンス・オリヴィエ)はモンテカルロで知り合った娘(ジョーン・フォンテーン)と結婚して帰邸した。彼は美しい先妻レベッカを失って、2度目の結婚であった。家政婦のデンヴァー夫人(ジュディス・アンダーソン)は、レベッカへの熱愛から、新夫人を成上りの闖入者扱にし、レベッカの居間は生前のままに保存していた。死後も尚レベッカが家を支配しているようだった。恒例の仮装舞踏会のとき、デンヴァー夫人のすすめで、新夫人は廊下にかけられた美しい画像の婦人と同じ衣裳をつけたが、それがひどくマキシムを驚かし心を傷つけたようであった。画像の女性はレベッカだったのであった。


しかし、こん時のジョーン・フォンテーンは本当に綺麗です。
この人、あの「風と共に去りぬ」オリビア・デ・ハビラントの実の妹なんですが、姉妹二人で日本生まれなんですね(お父さんは東大の教授)。
「聖心女子学園」の生徒だったとか。
ジョーン・フォンテーン

でね、この映画の肝はこのジョーン・フォンテーンロウレンス・オリヴィエの美男美女に非ずして、家政婦のジュディス・アンダーソンですね。
もう、怖いったらありゃしない。
後ろ:ジュディス・アンダーソン

この死んだレベッカの崇拝者の家政婦は、ニコリともせず、主役のJ・フォンテーンに圧力をかけていきます。
よ~く見ると、歩いているシーンがほとんどない。彼女は突然背後から現れ、突然消えます。

そう、死せる前妻レベッカの亡霊を象徴しているんですね。

正直、20年ぶり位に鑑賞したのですが、ストーリーも完全に忘れて、かなりフレッシュな気持ちで見直すことができました。

うーん、いや思いのほかかなり面白かったです。
特に、後半ストーリーが二転三転するあたりは、もうたまらないですね。
物語終盤

で、なんか最近の情報によると、この映画、リメイクされることに決定したとか。

誰が、メガホンとるか解りませんが、ヒッチコック先生に挑戦するんですから、かなり勇気がいります。

さて、次週はもう、バリバリ「ヒッチコック話術」が堪能できる「鳥」!!

今からワクワクです。

さて、平成24年7月の「日本酒を楽しむ会」です。

2012-07-22 22:07:42 | お酒関係(日本酒など)

21日土曜日、毎度おなじみの「日本酒を楽しむ会」があり、参加しました。
17時半頃、鷹匠小路の「鬼門」さんへ。まだ明るいですね。
この、右側のがらんとした駐車場になっているところが、昔テアトル映画館があったところなんですね。


会が始まる30分前だというのに、会員の皆さんすでにやっちゃっていますね。


ホヤ、塩辛、ヒラガニなんかが運ばれてきます。
小生、ソニータブレットで、何とかブログをアップしようと思ったのですが、日本酒を見たとたんそんなマジメな気持ちがいっぺんに吹っ飛びました。


というわけで、「楽しむ会」の前会長が東京から送ってくれたというお酒をまずは一杯。
秋田県は由利本荘市の「雪の茅舎」
くーっ、たまらねぇ。
ちなみに、今回コレが一番フルーティなお酒でした。


その後、軽く黒石の「玉垂(たまだれ) 」と盛岡の「あき開」をさらっとやっつけます。


そうこうしているうちに、次の肴が・・・・
鯛の昆布ジメポン酢(もみじおろし)、真鱈の焼き物(味噌ニンニクソース)


というわけで、肴にあわせて辛口の酒を一杯づつやります。

青森市の「田酒」と石巻の「日高見」超辛口純米酒。
特に石巻の「日高見」はおいらの一番のお気に入り。
もうたまりません。


とここで、更なる「お造り」がでてきます。
かつお、しめ鯖、はまち、イカ、クジラ。薬味はワサビ、しょうが、ニンニク、あさつき。
日本酒好きにはたまりませんね。


と、ここいらへんで釜石の「浜千鳥」へきりかえ。
今日はとばしたせいか、ぶっちゃけ記憶もあやふや。


しめに、「あら汁」が・・・


しかし、毎回思うのですが、これで4,000円ポッキリというのは、いかがな価格設定かと。
まぁ安く飲める酒飲みにとってすごくうれしいんですが・・・・・。

次回は8月25日(土)。

オラほの村の「村民運動会」の前の日ですな。

んでも、オラは行きます。参加したい人は連絡ください。

余談ですが、この後2軒ハシゴしたもよう。ってか、覚えていません。


東西冷戦時代の冒険小説の傑作 「ファイアフォックス」

2012-07-20 16:19:42 | ミステリー
今年、6月に中国外交官が日本でスパイ活動をしていたことが判明し、大騒ぎになった事件がありましたが、当の本人はさっさと中国に帰国し、中国政府も否定していますよね。
まぁ日本政府もことを荒立てたくないみたいで(毎度のこと)、うやむやになりそう。

というわけで、「スパイ」と言えば、「東西冷戦時代」が諜報戦において、もっととも激しく両陣営ともしのぎを削り、またそれを題材とした傑作小説があまたあります。

この間紹介した、公開中の「裏切りのサーカス」の原作ジョン・ル・カレ「ティカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」もその傑作群の一つ。

で、今日紹介するのは、その最高傑作のひとつグレイグ・トーマス「ファイアフォックス」


時代背景は1980年ごろ。「ファイアフォックス」は今の人たちなら、ブラウザ名だと思うでしょうが、この原作ではソビエト連邦の最新鋭機ミグ31。最高速度マッハ5以上、レーザーを無力化し、ミサイルを脳波で操る驚異の戦闘機という設定なんですな。
で、航空機開発において、それと同等の技術力を持たない西側は当然慌てるんですが、米国CIAと英国SIS両諜報機関がたてた作戦とは・・・

ミグ31ファイアフォックスをかっぱらう!!

という無茶なもの。

で、こっからが、面白いんです。もうノンストップ活劇です。夜に読んだら寝られなくなります。
ミグ31イメージ

この小説は大きく分けて2部構成になっています。

密命を受けた米空軍ミッチェル・ガント少佐(主人公)が単身モスクワに潜入し、ミグ31がある空軍基地から飛び立つまでが前半。

で、奪ったミグ31をソビエト空軍の追跡をかわす、ドックファイトと頭脳戦を駆使する脱出劇は、もう手に汗握る冒険小説の王道というものです。

前半のKGBの追跡をかわしながら空軍基地へ潜入するあたりも、ひやひやモノなんですが、特に面白いのが後半部分。
ブレジネフ書記長、アンドロポフKGB議長などの実在の人物も登場し、この戦闘機の争奪戦をめぐり、ソ連中央政府の権力闘争も描かれていて実に重厚なドラマとなっています。

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さて、この小説クリント・イーストウッド主演、監督で映画化され大ヒットしました。


かなり、原作に忠実に映像化されてはいるものの、やっぱり原作の重厚さにはかないません。

何よりも、後半のドックファイトシーンがなんか「スターウォーズ」っぽくてリアリティが今一つ。
(実際、このドックファイトシーンは「スターウォーズ」のスタッフらが制作した。)

当時、この映画のファイアフォックスの機体デザインがあまりにも未来的でおもちゃっぽいなぁと思ったものですが、今だとスティルス機に似ているせいもあって、違和感なくなりました。
映画ミグ31

ちなみにこの映画、今GYAOで無料で観られますのでチェックしてみてください。
↓↓↓
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00597/v07537/v0753700000000524589/?list_id=68308&sc_i=gym003

さて、この小説には続編「ファイアフォックス・ダウン」があってこれがまた、1作目に勝るとも劣らない面白さなんです。

後で、紹介したいと思います。