イチロー選手の興味深い動画の紹介。
数年前のWBCの時の決勝タイムリーの場面。
野球好きの人なら忘れられない感動のシーンですね。
打撃不振に悩むイチロー選手が不振のまま臨んだ決勝。
幸か不幸か10回の一打同点の場面で打席が回ってくる運命。
結果としてはイチロー選手だけでなく日本中が「幸」になりましたが
イチロー選手自身も
「打てば最高、打てなければ最悪」
「打てなければ、オフに日本に帰れないだろうな」
と思ったそうです。
その後の野球人生を左右しかねないと覚悟した究極の場面。
さすがのイチロー選手も打席に入る前に最悪の場面が脳裏によぎったそうです。
そして、過去の経験からマイナスイメージや雑念がよぎった時は
いい結果に繋がらないという事も知っていたそうです。
でも、思っちゃたからしょうがない、
「脳の流れ」(思考パターン)がそうなっちゃたんだからしかたない
過去の経験則からこの思考パターンでは
気持ちをクリアーにしようとかリセットしようとしても無理なんだから
「この気持ちに便乗しちゃえ」
という心境に至ったそうです。
凄いなーと思いました。
気持ちを打ち消す方向ではなく
気持ちを味わい、消化する方向。
自分の気持ちとケンカする方向ではなく
和す方向。
とても参考になりました。
これも、表現は違えど
「今の自分を味わう」
ということなんでしょうね。
イチロー選手といえどそうそう「無」になる事はできないようですね。
確か、貴乃花親方も無敵の横綱時代同じようなことを言っていたのを
雑誌で読んだな。
「無」になんかなれない。というような事を言ってたっけ。
とっても印象的な記事だったから記憶してました。
イチロー選手でさえ、気づきと学びの日々
未熟者の私はさらに、気づきの日々を送らないとなー
と動画を見終わった後感じました。
ひふみゆらゆら