収益物件を売却する作戦を進めております
経営者はバランスシート(貸借対照表)で
物事を考えます
収益物件を購入する前から
売却するまでのバランスシートを
簡単に振り返ってみました
最初の状態はこれ
自己資本比率100%です
貯蓄が700あって
借金がない人のBSです
イワユル足し算の世界です
貯蓄を足して足して少しずつ積み上げる状態です
アパートを購入したら
2300の借金をして
3000のアパートを購入した状態
現金が無くなりましたが
毎月の家賃収入と返済が発生します
自己資本比率が23%まで下がるので
リスクを背負います
この時点が一番恐怖を感じます
数年後がこれ↓
アパートの価値が200程下落
家賃収入が600増加
負債は600減少
結果純資産が1700まで上がります
負債の減少は
気付きにくいのですが
貯蓄と一緒なんですね
①家賃収入②負債の減少
二つの力が働いて
純資産が増加します
35年ローンは保有期間が長すぎて
建物価格も下落する事と家賃収入がない事で
純資産の増加が体感しにくいです
でも確実に土地値分の純資産が残ります
紙の資産ではあまり体験できないゾーンなのです
アパートを売却すると・・・
アパートを2800で売って借金を返済すると
こうなります
最初は純資産700でしたが
1700まで増加しました
貯蓄ではチョット難しい額を
借金パワーで純資産を増加させます
この状態ですと
銀行評価が上がりますので
更なる大きな物件を
購入できるかも知れません
子供時代から借金は悪!
と習います
が
資本主義経済では
借金をして資産を増加する事で
多くの企業や銀行が成り立っております
BSを眺める事で
お金の健康診断が出来ます