東京電力から手紙が来ました
オール電化住宅の割引を終了しますよ
なんでかと言うと
2000年頃に導入したこの制度は
最近では省エネの進展などを背景に電気の使用量が大きく減少しました
家電の消費電力が減ったので割引はやめる!
と言う事を言いたいのでしょうけど苦しいですなぁ
本音は全然違うのです
オール電化は原子力発電ありきの政策です
原子力発電は停止できないために
夜間に余剰電力が発生してしまう
その電力は何らかの理由(忘れた)で蓄電出来ないので
夜に電気余った電気を使用して欲しい!
となったのです
夜に電気代を安くする契約を設けたのです
2010年まではエコキュートの住宅はかなり増えておりました
エコキュートは
お風呂のお湯を夜中に焚き上げて大きな水槽で保存する
仕組みです
18年位前にエコキュートを導入した我が家は
洗濯機も食洗器も炊飯器も
夜中の安い時間に動かしておりました
余談だけど洗濯機が静かになったのもあの頃だなぁ
電気代が安くて嬉しかったモノです
東日本大震災の311
で原発が停止しました
原発の夜中の余剰電力が無くなったので
オール電化の割引作戦(夜中の余剰電力は無い)は破綻しています
2012年頃
オール電化の契約は無くなるだろうなぁ・・・
と思っておったのですけど
東電も頑張って継続しておりました
10年以上経過して2025年3月で終了です
火力発電で電気を作っている以上は
電気代は高騰していくかもしれませんね
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安全な原発も構築できる技術はあるようです
フランスは原発を稼働しております
ワタクシも2012年位までは原発推進の気持ちがありました
しかし
安全は確保しても
問題は廃棄物の処理技術が実質ないのです
青森県やらの郊外に処分場があるようですけど
実質地中に埋めるしかないのです
どっかの無人島に埋める!
とか色々な案があるようですけど
限界があるし、土壌が汚れてしまうのです