キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

アナログプレーヤーその②

2023-05-09 11:16:51 | オーディオ

アナログプレーヤーの2台目がこのTechnics SL-1300でこれもフルオートプレーヤー。

20年ほど前に上司からいただいたもので、当時はCD全盛期でレコードの出番は皆無だっ

たから、暫く押入で眠っていたのを処分しようと数年前にハードオフに持ち込んだが買取

不能と言われた。理由は回転が安定しないからだそう。オーディオ再開後、清掃と注油を

施しターンテーブル下の調整ツマミで回転が安定することを知り、完全復活となった次第。

カートリッジは同じくMCとMMを使い分けしていて写真はOrtfonのMC20。

以前も書いたがこのヘッドシェルの持ち手の高さがありすぎてオートリターンの際にダス

トカバーに当たって惨事になるとこだったので、今はカバーの下にゴムを挟んで回避して

いる。

フォノイコライザーは中国製のYaqinで昇圧トランスはDENONのAU-320を使用。

このトランスはカートリッジ特性で2択設定出来るため、DL-103とMC20の使い分けが可能

で便利。

DENONのDL-103SはDL-103より軽量で針圧も若干軽め。音はもちろんだが、白い筐体に

赤い線が趣味心を満たしてくれる。ビスが少々長めなのはご愛嬌?

SL-1300は手持ちのプレーヤーの中で唯一のユニバーサルタイプのアームだから他2台のス

トレートアームタイプとヘッドシェル別にそれぞれのカートリッジが必要となるため効率

が悪い。(ストレートアームも手持ちの2種はそれぞれ規格が合わない)

左からMC20、AT-32E、V15typeⅢ(上)、F-150mark2(下)、DL-103、F-150mark2と混在。

針圧計はAmazonで安価なものを購入して使っているけれど特に問題は無さそうだ。

DL-103には針カバーが無いので、事故を防ぐために白色の針カバーとヘッドシェルごと

保管できるケースを購入。余剰な真空管はオブジェとして飾ってみた。


アナログプレーヤーその①

2023-04-28 00:09:57 | オーディオ

最近、レコードを聴き始めている。

暫くPCのデジタル音源ばかり聞いていたので、ノイズや歪があってもすごく新鮮に感じる。

アナログプレーヤーは3台持っていて全て昔のフルオートプレーヤーの普及機器。

そのうちの1台がこのビクターQL-Y33F。

数年前に程度の良い中古を購入してここ最近は結構活躍していたのだが...

カートリッジをMM、MCと交換して楽しんでいた。写真はDENONのMCカートリッジDL-103。

フォノイコライザーは最近までオーディオテクニカのAT-PEQ20を使用していて、MMと

MCを切り替えて聴いていたが、少し物足りなさを感じて昇圧トランスにDENONのAU-305

を導入。この昇圧トランスはどうもDL-103専用らしく、OrtfonのMC10などではゲインが

足りなくアンプのボリュームが普通に12時位になってしまう。

ならばとフォノイコライザーもMM専用の普及機、ケンブリッジオーディオに交換してみた。

これが結構ジャズ向きでなかなか濃い音がする。

結局カートリッジはDL-103(MC)とF150MkⅡ(MM)を交換して聴くことに落ち着いた。

ストレートアームのヘッドシェルの規格も基本ADCのはずでも挿入部の突起の位置が

違うものがあり、これらは互換性が無い。ヤスリで無理やり削ってはめ込む強者もいるが

アーム側の突起を痛めてしまっては元も子も無いのでそれぞれ別のシェルを入手した。

QL-Y33Fは突起が下側についているタイプ。(左側)

そのQL-Y33Fも昨日突然異音を発しターンテーブルの回転が安定しない状態になってしまった。

裏面を開けてみても原因はわかるはずもなく、おそらくモーターの故障と推測する。

とにかく不思議なことにレコードを聴いていると眠くなる。というか、知らない間に

落ちてしまう?感じ。CDやPC音源はそうはならないのに何故?

なので、次に導入するプレーヤーも寝入ってもオートリターンしてくれるフルオートにな

りそう。(笑)

壊れた機器の代替機をオークションで探していると、ターンテーブルの回転以外は未確認

のジャンク品、ビクターのQLY-44Fを見つけ早々に落札。

驚くことに落札した翌日には自宅に届いて落札から配送までの速さに驚嘆した。

ターンテーブルさえ回っていれば経年による接点不良等は仕方なしと覚悟はしていたが

見た目は別として、運よく動作的にはほぼ問題なしの完動品であった。

全体の清掃と接点を磨いてセッティングすると、DL-103でなかなかの良い音がする。

あとはターンテーブルの錆とダストカバーの傷にお色直しを施して我が家に迎え入れたい。

残念だが、QL-Y33Fは部品取りとして放出するか、出来れば避けたい廃棄処分となる。

年を重ねるごとに物を物として割り切ることが難しく愛着が湧いてくる。

そして廃棄出来ない物達がどんどん増えて家中を占領し、気づいた時には取り返しのつか

ないことに...  

そんなゴミ屋敷にならぬよう、少しつづつ断捨離をして終活に備えねばと思う日々が続く。


オーディオの不調

2023-02-11 22:30:44 | オーディオ

遥か遠い昔の若い頃、オーディオに目覚め新品で購入したLUXMANの普及機L-410。

8年前に不具合が出てLUXMANに修理に出したところ、修理代が結構な金額だった。

その後しばらくはサブ機で使っていたが、いよいよ音に歪が出てきて残念ながら交換する

ことにした。

代替え機はLUXMANのさらに古いL-505V。ヤフオクで購入して到着後確認したところ、

いい音で鳴ってはいるがパイロットランプが切れている。(写真は交換後)

モノタロウで電球を発注するも届いた電球がデカすぎてハマらず、再注文でようやく点灯。

些細なことだが、ランプが点くと点かないとでは大違いで、点くとやはりテンションは上

がる。音はラックストーンらしい聞き疲れしない優しい音でも、低域は豊かで高域もそれ

なりに華やかで「音楽」を引き出す力量がある。あとは耐久性だが、いい買い物であった。

L-410を外して全ての配線を再脱着したのは結構大変だった。このDACには3台のアンプと

4台のスピーカー、そしてPCとCDプレーヤーがそれぞれ2台づつ、そしてレコードプレー

ヤーとIPodのドックステーションが繋がれている。組み上げて全ての音が出ることを確認し

一安心。

昔良く聴いた懐かしのDuke JordanはNo Problem。和名は危険な関係のブルース。

昔秋田に来てコンサート後の懇親会で当人と握手を交わしたことがあった。

サイン入りのツーショット写真も撮ってもらったが何処かへ行ってしまった。

2006年に既に亡くなっていて昨年、生誕100周年だったそう。

ハードパップの名盤Kenny DorhamのQuiet Kenny。和名は静かなるケニー。

彼らしい控えめなトランペットが心に染み入る。

プレスティジのレコードは昔から音が良かった。

やはりレコードの音は味があって素晴らしい!

オーディオがある実家に人が住んで居ないので、ここの所の寒さが影響しているのか、

最近機器に不調の兆しがL-410に続いてDENONのプリ旧機PRA-1001のアッテネーター

を触ると壮大なノイズが乗るようになった。

つづいて奥の6L6GCの球アンプの電源が入らなくなった。これはヒューズ切れだったので

交換して復活。ヒューズもアマゾンでワット数を間違って発注してしまい、これもダブっ

てしまった。手前のKT88もサンバレーの球が片方逝かれて手持ちのエレハモに交換した。

他にもCDプレーヤーのトレイが開かない、YAMAHAのプリC4の片CH接触不良等々..

反対に6BM8の球アンプの片CHの音が出ない症状が久しぶりに繋いでみたら復活していた。

 

USBDAC、ネットワークプレーヤー、一部の球アンプを除いてほとんどが古く、いつ壊れて

もおかしくない代物だけに、出来るだけ交互に灯入れ・音出しをしている。

 

 

 

 


雪景色の渓谷

2023-01-13 22:23:07 | 雪山・山スキー

今年の正月は何をするでもなく、家でゴロゴロしていたのですっかり体が鈍ってしまった。

いよいよ外の空気を吸いたくなり、いつも当ても無い時に出かける渓谷へ。

去年は「秋田の冬景色」と題して雑誌に紹介されていたので多くの人が訪れていたが、

今年は週末にもかかわらず人気が全く無く静か。

この時期、例年より積雪が少なく気温も高め。少し歩いただけで汗ばんでくる。

誰も居ない静寂の中、渓流は絶え間なく流れ続けている。

暑いのでダウンは脱いで小脇に抱える。トップスのフリースはJackWolfskin。

ボトムスはGRIPSWANYキルトパンツで、暖かくて着心地が良くお気に入りだが、

前立てが無いのが難点。

殿渕から少し離れたところにある舟作まで新雪を歩く。新雪を歩く久しぶりの感覚が心地よい。

高齢の母親が長年独り暮らしで頑張って生活していたが、昨年ついに施設に入所することに。

本人が希望する自活の道を閉ざしたことについて、自責の念に駆られる毎日。

一昨年唯一の兄を病気で失った今、血縁者で相談する人もおらず、日々を悶々と過ごす。

岩から染み出す一滴の清水がやがてツララとなる。

短い時間ではあったが、静寂の雪景色を堪能した。

明けない夜は無い。やがて春が訪れることを願い帰途に就いた。

 


初冬キャンプ

2022-11-29 22:28:20 | キャンプ

県内で冬キャンプが出来る場所をネットで探していたら、近くのオートキャンプ場が11月一杯

迄営業を延長するとのこと。前日の仕事を午前中に切り上げて、翌日の公休日と併せてスケ

ジュールを組み、早速予約をした。

今回はどうしても薪ストを出動させたかったので、日々天気予報をチェックしつつ撤収と乾燥が

早い軽量テントを選択した。

神様が味方してくれたのか、当日は穏やかな日本晴れで設営時は汗をかくほどであった。

翌日の撤収日も午前中は晴れ予報でチェックアウトの10時迄天気は持ちそう。

料金は市内在住者なら電源サイトで2,155円はリーズナブルで良心的。

サイトは乾燥して整備が行き届いてかなり快適。

以前夏季に1度だけ利用したことがあったが、今頃のシーズンが静かで心地良い。

電源が使えるので、セラミックヒーターや電気毛布、LED照明などフル出動で無敵の陣。

コンセントからテントまでの距離が持参の電源ケーブルでは足りなく、レンタルしたら

590円は少し高かった。

山なみに夕日が沈む初冬の景色が美しい。この後は鶴瓶落としで瞬く間に暗くなる。

煙突の突端が少し曲がっていて詰めが甘いのは相変わらず。(笑)

今回初めて挑んだポールの二股。半径と高さから割り出す斜めのポール長は学生以来√の

計算方式を使う。机上の計算では3mと出たが、実際は少し長目で2.8mの既製品サイズで

行けそう。結果、テント内は大分広くなり、薪ストとコットを置いてもソロなら十分の広さ。

今頃のシーズンならSサイズの薪ストだけでも十分に暖かい。

以前薪割り台に使っていた檜が割れてしまったので、焚き木にした。

パカンパカンと気持ちのいい割れ方で、バトニングの楽しさを味わえた。

ただこの薪は乾燥していて柔らかいので、あっという間に燃え尽きてしまう。

夜の帳が降り、薪ストの炎が設営で疲れた身体を癒してくれる。

夕食は今回も和食でお刺身、お寿司、寄せ鍋とボリューム満点。

冬キャンプはどうしても鍋が主体となる。

ステン製の鍋は今回に合わせて入手したUNIFLAMEの焚火鍋18㎝でソロには丁度の大きさ。

お酒はビール、日本酒、ウイスキーといつも通り盛り沢山。

日本酒は純米吟醸の「山本ピュアブラック」。やっぱり良質のお酒は旨い!

スマホでテレビを視ながらの晩酌タイム。

相撲では平幕力士が同年に3人優勝するのは史上初とのこと。

締めのお酒はウイスキーのハイボール。気温が高いからハイボールがやたら旨い!

明日はチェックアウトが10時なので、早めに起きて撤収に取り掛からなけれはならない。

深酒はやめにして食後のコーヒーを嗜んで11時には就寝した。

電気毛布にSnowPeakの夏用シュラフとペンドルトンのラグで朝まで快眠。

翌日も天気は穏やかで気温も高い。いい日に当たった!

11月下旬でこんな日はめったにあるもんじゃない。

ナンガとSUBUのTAKIBIサンダルは暖かくて履きやすく、冬キャンプには最適。

素材がオーロラとTAKIBIシリーズがあって、こちらは難燃素材で焚火にも強いらしい。

荷物の積み込みも大分慣れてきてひと頃より要領が良くなった。

ただ、大幕や大道具を持ち出すとやはり今回のような訳にはいかない。

大道具を躊躇なく積めるハイエースやキャラバンなどミニバンに憧れる。

 

キャンプ場のスタッフに帰り際、「今シーズン最後のお客さんです。ありがとうございま

した!」と声を掛けられた。なんとなく嬉しくなり、「いいキャンプ場ですね!お世話に

なりました。また来ます!」と応じた。