初秋の穏やかな日に近隣の低山にトレッキングに出かけた。久しぶりの山行と青空がのぞく好天と相まって意気揚々と山頂を目指すが足元が何かおかしい?!7合目付近で小休止、足元に目をやると、なんとGARMONTのリッジGORETEXのソールがパックリと剥離していた!しかも面白いことに両足ともであった。ポリウレタンの経年劣化で起きるこの現象、所有の靴ではLOWAのトレッカー、HANWAGのロッキーGORETEXに続いて3足目である。HANWAGはタカダ貿易でリソールしてもらったが、それなりの金額を要するので、他は手つかずの状態で放置してある。やはり巷の登山靴5年寿命説は本当だったのか?でもミッドソールにポリウレタンを使用していないSCARPAの靴はかれこれ10年になるけれど故障知らずである。
スパッツのゴムひもをはずし、応急処置を施す。仕方なく山頂をあきらめ、まずは昼飯を食べてから下りることにした。今回はテーブルにSnowpeakのozenを持参した。A4サイズの小型軽量テーブルで2012年のニューモデルだ。アルミ製で軽量コンパクトが売り物だが組み立てがやや面倒。テント内でストーブやクッカーを安定させるにはいいかもしれない。今まではベニア板を加工したものをテーブルに使っていたが、これはスマートで見た目もカッコイイ。ただしこういうテーブルがあるところでは全く必要ない代物、金属製でも雪山では使えるか(凍りついて雪がへばりつく?)試してみたい。
トランギアのアルコールストーブはストームクッカーで有名な今では誰もが使っているUL代名詞的なギアだ。金属の素材がそうさせるのか、そんなに使用頻度は多くないのだが、見た目はもうボロボロだ。アルコールストーブは風に弱いので風防は必須。風の強い日はクッカーのお湯を沸かすのに燃料を何回か継ぎ足すことも...利点は燃焼音が無音なので、小屋で使うときに他人の迷惑にならないことか。
ブナ林の間から覗く青空。
グナイトギアのESCAPE60は独自のACサスペンションを搭載した超軽量バックパック。背中の通気性が秀逸で夏でも汗による不快感が軽減される。軽く薄い100Dリップストップコーデュラ/210Dコーデュラ素材使用で、実質容量約60リットルの大型サイズにもかかわらず、軽くて背負いやすく疲れにくいお気に入りのサックだ。センターのジッパーポケットはストレッチ素材で小物の収納に便利だし、両脇につくボトルホルダーもとても使いやすい。ショルダーストラップにGPSやミュージックプレーヤーを入れる小物入れとウエストベルトの両脇にベルトポケットを装着している。