今日は少し遠出をして八幡平の焼山へ行ってきた。名湯、後生渇キ泉から登る比較的楽なコースで、車での移動に時間を要すため、短時間で登れる山とした。泥濘道でも緩やかなのでペースが上がる。1時間30分程で樹林帯を抜けだした。
好天に恵まれ樹林帯を抜けると絶好の眺望。この山は実に10年ぶりの再訪。
紅葉は僅かに色づいているが、まだもう少しかかりそう。10月上旬頃か?
避難小屋は改修中で中へは入れなかったが、外には20名ほどの高齢者のツアー客が休憩中で、とても賑やかであった。暫くすると玉川ルートへ降りて行った。
カルデラ湖がエメラルド色の水をたたえていて神秘的な風情。
遠目では蔵王のお釜のような湖、湖畔のあちこちで蒸気が噴出して硫黄の匂いが立ち込める。
樹林帯は暑くてこの時期はまだ半袖で十分、ボトムスは一応ロングパンツとした。MarmotのメッシュジップTの下に化繊速乾のアンダーを着用、膝に大分自信がついたので、この日はサャ^イは履かなかった。車中で正露丸糖衣錠を飲み、万全の態勢で臨んだせいかお腹も快調そのもの、完全復調か?
焼山の頂上は視界が開けていない。10年前のこの場所の記憶がないので、多分時間切れで頂上を踏まずに下山したのだろう、途中で暗くなってヘッデンを点灯した記憶がある。
何年かぶりにGPSを持参、樹林帯では衛星の補足が全く出来ず、結局捕捉できたのは避難小屋付近からで、往路は殆ど役立たずだった。それでも1度衛星を捕捉するとあとは快調にトラックを記録することが出来た。自宅でPCに接続するも、やり方をすっかり忘れていてダウンロードにしばらく時間を要してしまった。古い機器でしかも英語版なので操作を把握しきれない。最新のものが欲しいが高価で手が出ない。まあ、冬山以外ではあまり使う事が無いから現状で我慢するしかない。
好天でも樹林帯を抜けると結構風が冷たく、陽が陰るとシェルが必要な場面も。
帰りに温泉に入ろうと楽しみにしていたが、現地着が17時を回っていたため、日帰り入浴の受付時間を過ぎている。受付の方に頼んでみると快く承諾していただいた。慌ただしい入浴だったがとてもいい湯だった。
帰りは田沢湖に抜ける国道のゲートが夜間閉鎖するとの道路標識を見たので、北秋周りで帰路に就いた。