県内で冬キャンプが出来る場所をネットで探していたら、近くのオートキャンプ場が11月一杯
迄営業を延長するとのこと。前日の仕事を午前中に切り上げて、翌日の公休日と併せてスケ
ジュールを組み、早速予約をした。
今回はどうしても薪ストを出動させたかったので、日々天気予報をチェックしつつ撤収と乾燥が
早い軽量テントを選択した。
神様が味方してくれたのか、当日は穏やかな日本晴れで設営時は汗をかくほどであった。
翌日の撤収日も午前中は晴れ予報でチェックアウトの10時迄天気は持ちそう。
料金は市内在住者なら電源サイトで2,155円はリーズナブルで良心的。
サイトは乾燥して整備が行き届いてかなり快適。
以前夏季に1度だけ利用したことがあったが、今頃のシーズンが静かで心地良い。
電源が使えるので、セラミックヒーターや電気毛布、LED照明などフル出動で無敵の陣。
コンセントからテントまでの距離が持参の電源ケーブルでは足りなく、レンタルしたら
590円は少し高かった。
山なみに夕日が沈む初冬の景色が美しい。この後は鶴瓶落としで瞬く間に暗くなる。
煙突の突端が少し曲がっていて詰めが甘いのは相変わらず。(笑)
今回初めて挑んだポールの二股。半径と高さから割り出す斜めのポール長は学生以来√の
計算方式を使う。机上の計算では3mと出たが、実際は少し長目で2.8mの既製品サイズで
行けそう。結果、テント内は大分広くなり、薪ストとコットを置いてもソロなら十分の広さ。
今頃のシーズンならSサイズの薪ストだけでも十分に暖かい。
以前薪割り台に使っていた檜が割れてしまったので、焚き木にした。
パカンパカンと気持ちのいい割れ方で、バトニングの楽しさを味わえた。
ただこの薪は乾燥していて柔らかいので、あっという間に燃え尽きてしまう。
夜の帳が降り、薪ストの炎が設営で疲れた身体を癒してくれる。
夕食は今回も和食でお刺身、お寿司、寄せ鍋とボリューム満点。
冬キャンプはどうしても鍋が主体となる。
ステン製の鍋は今回に合わせて入手したUNIFLAMEの焚火鍋18㎝でソロには丁度の大きさ。
お酒はビール、日本酒、ウイスキーといつも通り盛り沢山。
日本酒は純米吟醸の「山本ピュアブラック」。やっぱり良質のお酒は旨い!
スマホでテレビを視ながらの晩酌タイム。
相撲では平幕力士が同年に3人優勝するのは史上初とのこと。
締めのお酒はウイスキーのハイボール。気温が高いからハイボールがやたら旨い!
明日はチェックアウトが10時なので、早めに起きて撤収に取り掛からなけれはならない。
深酒はやめにして食後のコーヒーを嗜んで11時には就寝した。
電気毛布にSnowPeakの夏用シュラフとペンドルトンのラグで朝まで快眠。
翌日も天気は穏やかで気温も高い。いい日に当たった!
11月下旬でこんな日はめったにあるもんじゃない。
ナンガとSUBUのTAKIBIサンダルは暖かくて履きやすく、冬キャンプには最適。
素材がオーロラとTAKIBIシリーズがあって、こちらは難燃素材で焚火にも強いらしい。
荷物の積み込みも大分慣れてきてひと頃より要領が良くなった。
ただ、大幕や大道具を持ち出すとやはり今回のような訳にはいかない。
大道具を躊躇なく積めるハイエースやキャラバンなどミニバンに憧れる。
キャンプ場のスタッフに帰り際、「今シーズン最後のお客さんです。ありがとうございま
した!」と声を掛けられた。なんとなく嬉しくなり、「いいキャンプ場ですね!お世話に
なりました。また来ます!」と応じた。
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