展示されていた花簪です。
9月は桔梗。
桔梗の花簪の写真はあまり良い物がなくて。
小さい舞妓さんは、ピンクと紫のツートンカラーの桔梗が多いようです。
大きな舞妓さんになると、紫の三輪や一輪、ピンクの三輪の桔梗に、縮緬で包んだ丸い櫛に銀糸を巻いた糸巻き櫛というコーディネートが多いです。
9月の変わり簪として萩もあります。
黄緑色の葉に薄いピンクの萩の花がついていて、藤や柳の花簪のようにぶら下がり系の花簪ですね。
9月の上旬では芸舞妓さん達の衣装は夏の衣装。
中旬になると衣替えをして、絽の引き着から単衣袷に変わるそうです。
帯は絽で、6月の装いと同じですかね。
昔は9月の秋分の日前後にはよく京都へ行っていましたが、最近はご無沙汰。
夏のきつい暑さも引いてだいぶ過ごしやすくなってくるこの時期が好きです。
来年あたりは行きたいですね~。
9月の後半に行われる櫛まつりもみたいし。