舞妓さんの髪を飾る、銀のびら簪。
それを作る職人さんが、もうお一人しかいないそうです。
2016年4月21日放送の「和風総本家・春の京都を支える職人たち」にて、銀のびら簪を作る職人さんを紹介していました。
銀の短冊状の板を磨いて磨いて輝かせ、扇型の銀の板から家紋や文様を切出し、銀の細い線をネジ状に巻いたのを切り、輪になったパーツで扇型の飾りと短冊を繋ぐ。
舞妓さんの変身体験をする時、舞妓さんの日本髪を結うのに使う物や姿を飾る装飾品を作る職人さんがどんどん減り、もう作ることができない物もあると聞いていました。
こうして実際にもう職人さんが一人だけと聞くと・・・
舞妓さんのあの姿が近いうちに失われる時が来るかもしれない。
そうならないことを願います。