珍しい花「瓊花」を見に

2022-05-02 15:14:05 | 日々思うこと

「瓊花」をみにいってきた。

この花の名前を知ったのはコロナ禍が始まる前の今頃の

ことである。

その当時この話はブログにも書いた。

何処からの帰りだったかちょっと長距離(20キロほど)の

タクシーに乗った。

ドライバー「どこかご旅行の帰りですか?」

わたくし「ええ」

ドライバー「ちょうど今奈良の唐招提寺にここと皇居にしか

 ないケイカという花が咲いているんですよ。

 タクシーで行きませんか?」

わたくし「ええツ!タクシーで?」

ドライバー「お友達を誘って例えば3人で行けばやすくいけ

 ますよ」

わたくし「せっかく行くのなら少なくとも1泊か2泊は

したいのでやはり無理です」

 

家に帰って早速検索してみた。

「ケイカ」という花の漢字は分からなかったが唐招提寺と「ケイカ」

という言葉だけは覚えていた。

翌年にも行く気持ちでいたがのびのびになって今日になって

しまった。

 

瓊花は鑑真和上の故郷中国揚州市の名花で隋の第2代皇帝が気

にいって門外不出とした貴重な花である。

和上遷化1200年に記念事業の一環として(生誕1300年記念との

もあり)揚州の大明寺から御影堂供華園に贈られた。

 

日本では唐招提寺と皇居でしか見られないと説明されるが実は

東大寺、法華寺、和上の日本上陸の地(鹿児島県南さつま市)、

そして岐阜県関市洞戸高賀「神薬才花苑」にもあるという。

なんだ、奈良まで行かなくともみられるではないか。

でもどうして関市にあるのか。

検索するといろいろな話が出てきたけれど今日現地での

説明では中国揚州市大明寺境内に作られた「鑑真和上才華苑」

の分院になったのを記念して揚州市大明寺より寄贈されたとある。

 

和上ゆかりの土地でしか見当たらない希少な花を見られて

よかったけれど山の中で遠かった。

近くに「モネの池(名もなき池)」があるのでそこへも行ったが

季節的にあまりきれいではなかったのに北陸(石川、富山)や

神戸、千葉など全国各地からの車で満車状態だった。

 

コメント
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