このお猿さん、単なる絵だと思います?
これは「押し花」で作られたお猿さんなんですよ。
体は何かの花びらでしょうけど、毛の感じが出ていて、ほんとに素晴らしい。
「押し花」で作られた「さるカニ合戦」でした。
ご案内を頂いてたのに、なかなか行けなくて、最終日近くにようやく拝見してきました。
メルヘンチックなステキな作品。
(お向かいの奥様の)
よくみると、葉っぱの葉脈が見えます。
花や葉っぱを押して、切って、貼っての細かい作業。
私も以前体験させていただきましたけど、花びらや葉っぱを押して、それぞれ色別になどストックされていて
それらを切ったりして、ピンセットで挟んで、デザインして、配置して、貼り付ける。
・・・ううっ、ダメだ。 私にはとてもできない。
押すのに日数がかかる上に、ペラ~と薄くなった花さん達は軽くて、
ハ・ハ
ハクション
ーー!とかしたら、全部飛びそう。
「庭に花がいっぱいあるのに、やればいいのに。」
「い、いえ、どうぞどうぞ、使ってくださいませ。」
私など、ドカンとそれらを器に投げ入れるのが関の山、
そんな細かいことが出来る器じゃぁござんせん。
しかし、すごいなぁ・・・
和紙が「水」の流れになってます。
手前の「白樺」の感じもステキ。 葉っぱは「アジアンタム」?
おうちの窓も何が使われてるのか・・・。
「赤い山」が綺麗な色。
「時計草」と「ブーゲンビリア」がまるで生きてるように。
植物が命を失っても、こんな風に鮮やかに再生できるのは、ほんとにステキ。
こちら、お隣の「松任市」は、
「朝顔につるべとられてもらい水」の句で有名な、「加賀の千代女」の里。
「松任駅」前には、新しく出来た「千代女の里俳句館」があります。
で、この朝顔の鮮やかなこと、竹のような柵に絡まったツルが、そこに在るようです。
これは・・・「マムシ草」?
「黒」の美しさと、オドロしさが背景の薄い色に浮き立ってました。
ツンツンした先が生き生きしてる。
うふ、私のお気に入りは、ダントツ、これですね。
「子猫ちゃん」だ・・・、なんと可愛い。
「猫ジャラシ」を脱色したのかなぁ・・・、耳も、手も、お目めの表情が愛らしい。
うちの猫ちゃんより、しっぽが立派です。
ほら、これも。
こんなお口がおもしろい。
泣いてる? かくれんぼ?
人参は本物の人参・・・ですよね。
人参畑で何をしてるのを描いてるのだろう?
作ってる方も楽しんでるのが伝わってきますね。
この「クリスマスローズ」は、生の花を超えて、又ワンステップのステキさでした。
こんなにして残してあげれば、命短い花さん達、喜んでいる気がしますね。
もっと早くにお知らせすればよかったのに、すいません。
(一応・9月3日(土)まで、「根上フラワーセンター」内「トロイカ」で開催されてます)
充分癒されました、ステキな世界をありがとうございました。