花の旅人14 ~私に何が?

2011-06-12 05:00:11 | ガーデニング
        
              暗  転           
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               それは 

   芝生やアプローチ、ガーデンシェッド、そしてブランコも・・・

         着々と庭づくりの計画が進行して、

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 『さあ春から・・!』 と新年を迎えた矢先のできごとでした。

          

                  

                

6時前に目覚め、その日に限って珍しく寝室のTVをつけました~ 

・・・いつも夜の高速バスでスキーに来られているグループの方が、

   珍しく昼間のバスで来られる事になっていたのです。

         

                 

                  

         しかし、目に飛び込んできたのは、

     NHKの神戸支局が大きく揺れている映像でした。

     何が起こっているのか?   目を疑いました。

         『地震?』 『ええっ!!!』 ・・・・

      しばらくして やっぱり地震だと わかりました。

             すべてが信じ難く・・ 

         そのまま、目も身体も釘付け状態

                  

              ・・・夜が白み 

阪神高速が落ちているヘリコプターの映像が飛び込んできました。

           ・・・ 「これはスゴイわー」 

       「これでは きっとお客様 来れないね・・・」 

            ~やっと交わした会話

          あまりの出来事に頭は真っ白 

       後は呆然と 片時も目を離さず画面に見入りました

                 

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             窓の外は真っ白な雪です。 

      その厳しい自然が、何と平和に感じられたことでしょう。

         よく晴れて、反射光が目を射すように眩しく 

              平和すぎる と感じました。

         

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        『これは今同時進行している現実なんだ』 
           自分に言い聞かせながら
   来る日も来る日もTV画面と外の景色を見比べていました。
          
               やがて
尼崎や長田区の身内の安否がようやく分かってしばらくたった頃
       大学時代の恩師から電話があったのです・・。
            
                 
   
    先生は 私たち同様、今は関西を離れておられて
 OBの方々の安否を気遣い 「・・何か情報は?」 
          と尋ねられたのですが・・・
            
        「僕たちに一体何ができるだろう?!」
        と~その電話の最後に仰ったのでした。
     ・・自らはご病気と戦っていらっしゃるにもかかわらず 
              
         ~その頃 TV画面では盛んに、
被災地でのボランティアの方々が取り上げられるようになって 
      私はただ感動するばかりだったのですが・・
        
        その感動と恩師からの言葉が重なった時、
         新しい課題に目覚めたのです。
         
     「私に何が・・・?」 の問いがスタートし、
               やがて 
         人生の宿題となっていきました。
              
                       
                つづく