急な坂を上っていくと、
思ったとおり! ~カタクリの花が迎えてくれました。
午前中の雨が水滴となって
ピンク色の花びらにまだ残っていました。
いずれの花も
ふかふかの落ち葉のベッドの中から花茎をのばし
くるりん!と花びらを反り返らせて咲いています。
見上げると、カタクリは一斉に微笑みかけ~
急な坂を上っていくと、
思ったとおり! ~カタクリの花が迎えてくれました。
午前中の雨が水滴となって
ピンク色の花びらにまだ残っていました。
いずれの花も
ふかふかの落ち葉のベッドの中から花茎をのばし
くるりん!と花びらを反り返らせて咲いています。
見上げると、カタクリは一斉に微笑みかけ~
春風に乗って 今年も巣箱にフクロウがやって来ました。
3年前のフクロウの映像(31秒)をこちらでどうぞ
このフクロウは 一昨年、昨年と
卵は産んだもののトラブル続きで
とうとう雛はかえらず
最近 雌は乗り気ではなかったのですが・・
4月14日
春の雨が降りしきる 朝 7時半ごろ
突然 フクロウが巣箱に入りました。
これが巣箱に仕掛けたカメラからの映像で
そのしぐさや頭部の模様から、どうやら雌のようです。
その後も巣箱の中にずっと居つづけて
とうとう
夕方 身体を動かしたとき、ちらっと卵が見えました!
抱卵開始です~
「どうぞ今年こそ成功しますように!」
19時45分
夜になって オスが餌を運んで来ました。
小さい尻尾からして~ネズミのようです。
その後フクロウが餌をとりに出かけた時、
卵を1個確認できました。
順調に抱卵を続け~
3日後の 4月17日 2個目の卵を産んでいました。
~その後卵は増えず、ずっと2個のままです。
4月24日 ~10日後のフクロウ
オスからネズミのプレゼントが1回ありました。
この夜 雌は6回巣箱を離れ自分で餌を探しに行ったようです。
こんな風に今、東の森ではフクロウが巣作り真っ最中。
昼間はじっと寝ていることが多いのですが
時々上を見上げたり(カメラが気になるのかな?)
ごそごそ動いて 大切そうに卵を返したりしています。
もう庭の雪はほとんど解け、
アジサイの小道にわずか残る程度になりました。
そのすぐ上で 野生のアネモネ、アズマイチゲが
清楚な花を開き・・
私たちはなるべくフクロウの邪魔をしないよう
離れた場所で春の準備を続けています。
4月21日
西から低気圧が接近中ということですが
そんな気配はまだ全く感じられないうららかな春の一日~
頼もしい「リンゴの助っ人」が登場~!
町のりんご園オーナーMaruさんに
雪で痛んだリンゴの木を2本 治療してもらいました。
< before >
① まず、‘つがる’の枝をどんどん剪定
あっという間に スッキリ身軽に大変身!
~これなら大風にも耐えられそうです。
② 一度は切り倒してしまおうということになった
大枝が折れてしまった‘ふじ’は・・・
とりあえず痛んだ部分を切除して治療し
しばらく様子を見ることになりました。
傷口に抗菌作用のある布(omutu )を当てがい
麻布を巻いて固定しました。
・・どうぞ回復してくれますように!
③ 6年前接木された高坂りんごの枝は
もう一度 接木し直すことになりました。
< 接木の手順 Maruさん流 >
1 高坂リンゴの枝を接ぎ穂に削って
2 台木の枝に切り込みを入れ
3 形成層が合うように注意して接ぎ穂をさします。
4 別の枝にも同様に準備し
5 それぞれ丁寧にテープ巻いて固定
6 最後に袋をかけて湿度を保ちます。
見事なプロの技で 5本の接木枝が完成しました!
成長がよければ、3年で花が咲くそうです。
< after >
~ここではリンゴの花は5月20日ごろ咲きます~
花の旅人16 < リンゴは助っ人! >
すでに何かでご存知かもしれませんが・・
実は私にとってこのリンゴは特別な存在です。
17年前の5月、『私に何が・・?』とまだ思い迷っていたとき、
霧の中で咲いているこの花に気づいて、心がポッと明るくなり
「私はここから!今感じたような明るいことを発信していこう!」
と決心できました。
(イメージ)
早速その日のうちにガーデニング誌『ビズ』へ投稿!
巻末に綴じこまれていた愛読者カードを出したところ
早速 次号に掲載され
(’95年盛夏号)
これがご縁で 秋には
庭のリンゴを撮影に来られ
そして 翌年
4ページに渡って掲載という
全く夢のような出来事へと
つながっていきました・・
「私の庭にはりんごの木が2本」 1996年春号
このように思いがけなく 勇気をふるって出した発信の第一歩から
記念すべき “ビズ”デビューへと発展していったのでした。
「本当にこれが私の庭!?」と疑うくらいステキな写真!
そして編集の素晴らしさ・・
もう プロの技に大感激でした!
同時に・・
「~もっといいお庭を作らなくっちゃ!」
「絶対、本物(の庭)を見たい!イギリスへ!」
・・新たな課題や目標が次々目の前に浮かんできました・・
このようにこのリンゴは
人生の節目で次の行方を示唆してくれた思い出の木です。
その後 多くの人や仲間に助けられて 感動の花がいくつも花開き
大切にしたい思い出がいっぱいいっぱい実りました。
「ありがとう助っ人さん 」
この一週間 どんどん雪が解けました。
4月15日
まだトチの根元に出来ていた丸~い雪の窪みも
4日後にはすっかり消えて
トチ↓
4月19日
残雪は 北向き傾斜に もうほんのわずか残るのみ
春に向かって作業も急ピッチです!
夫も最近は すっかりガーデナー仲間。
落ち枝や落ち葉を集め、
ステップ修理など 次々こなしています。
私は花壇の整理とチューリップの植え付けです。
雪解け直後のまだ土がやわらかいところは
板の上に乗って作業をしました。
ポット苗にしていたチューリップの植え付けで大忙しです。
~球根をネズミの食害から守るため、苦肉の策です・・
成功すると良いのですが!
駐車場横の空き地で
チューリップのポット苗を400個あまり
1mを超える雪の下で冬越しさせていたのですが・・
4月12日
全体のレイアウトを考えながら
宿根草の根を探りつつ 植え込む場所を決めていきます。
色は 赤、白、紫、ピンク、そして黄色の5色です。
今回 足で踏みこむタイプの球根用穴あけ器を使ったので
かなり深い穴を簡単にあけることが出来、作業も楽でした。
でも1週間で400球は かなりしんどかった
4月20日植え付け終了
どうぞ見事に咲いてくれますように !
もうクロッカスの花はほぼ終了しました。
でも スノードロップはこんなに成長して
まだ 春風に優しく揺れています
そのすぐ下でいつの間にか
真っ白なチオノドクサがパッと花開き
マルベリー色のパンジーのまわりに
華やかな春のフレームができていました。
4月14日(土)
オープンガーデンオブ信州~OGS~第9回総会が行われました。
昨年活動報告や会計監査、新年度活動予定
役員紹介など恒例の議事が順調に進行~
議長は持ち回りで、今年はモスガーデンの岡田光子さんでした。
~ご苦労様!
「今年もチャリティーを行います、栄村にも。」
「来年は10周年なので・・!」
と熱く協力を呼びかける稲葉会長。
今年の日帰りバスツアーはOGS仲間のお庭見学です!
~行き先は松本のオープンガーデン 6月9日の予定~
庭主の熊谷さんや丸山さんからお庭の紹介がありました
熊谷さんは山野草の庭
~もちろん クマガイソウの群落がそれは見事! (全員爆笑)!
丸山さんは全~部 手作りの庭
アプローチや前庭、奥の庭など作った時の工夫や苦労など・・
お二人ともそれは熱っぽく語られて~
庭づくりの喜びが伝わってきました。(~見に行きたいなあ!)
「本当はこの時期 晴れだったら庭仕事をしたいところだったけれど
今日は雨で良かった!
雨だから 私も安心してお庭を離れて来ることが出来ましたし・・
雨だけど 皆様の晴れやかな表情にお会いできて元気が出ます!」
皆の気持ちを代弁して下さってます!
~そう。 庭を見に来てもらうと、ドキドキ
そして
いっそう仲間の繋がりを感じられるようになりますね~
午後は草間祐輔先生による記念講演
「サインを見逃すな! 丈夫に育てる植物健康塾」があり、
主にバラについての病気や害虫について楽しく学習しました。
例えば
「アブラムシ、そのまま増え続ければ何匹になるだろう?」
など 先生からも質問がバンバン飛び交って
「100万匹!?」 と答えたら・・
「う~ん NO」 ・・
・・何と 2億匹だそうです
講演の最後にじゃんけんゲームをして
草間先生から著書や薬品のプレゼントがありました。
GETした人も負けた人も、和気藹々!!
私たちはこんな仲間を持っています!
どんどん雪解けが進んで
クロッカスの季節を迎えました。
クロッカスは傾斜の肩付近から 次々 咲いていきます。
ポット植えにしてあった原種クロッカスも咲き出したので
三寸アヤメの周りに植えてあげました。
昨年「3万球植えよう大作戦」でいただいたもので、
茶臼山公園と同じ花が 我が家の庭で咲きました。
雪解け直後の庭仕事は~
ていねいに落ち葉をはがし、ゲラニウム等の葉柄を摘み取って~
雪解け前線を追いかけるように作業を進めます。
作業している耳元にブンブン、虫の羽音が響いて
すぐ傍らのクロッカスの花にミツバチがやって来ました。
ほ~ら 2匹います。
黄色い花粉をお腹の辺りにつけて
花から花へもぐりこんでいます。
一つ一つ丹念に
花を巡っていきました。
アプローチ沿いに幅50cmぐらい花壇が復活。
雪解け前線 ゆっくり庭を南下中!
三寸アヤメがパッと花開きました!
名前どおり 草たけはまだ10cmほど~
「一寸ちょっと 春がきましたよ~」
元気よく 小さな春の始まりを告げています。
その向こうで
落ち葉を押しのけてクロッカスが小さな花を覗かせ
エゴの木の下では
クリスマスローズは「う~ん」と重たげに首をもたげました。
「コンニチワ」
顔を出したばかりスイセンも
雪の重みでお辞儀をしています。
ツルハナシノブはまだぺったんこ
落ち葉と一緒に糊付け状態です ?!
どこを向いても 春はまだまだ10cm足らず。
「一寸ずつ仲間が増えてますねえ !」
先輩顔のスノードロップが
アプローチを渡る風でさざめく
~ 三寸ほどの春 ~
春の嵐の後、
雪面には吹き落とされたカラマツの枝が散乱しました。
けれどその枝も次の日には朝からの雪で覆われてしまい
落ち枝を整理する間もありません。
天気予報も、「・・午前中、雪でしょう。」
4月に入ってからもまだまだそんな日が続いています。
庭に出て、出来る作業はまだまだわずかです。
それでも雪解けは アプローチの横から少しずつ始まり、
その雪の窪みから ほ~ら
スノードロップが顔を覗かせました。
花も一緒に!!
雪解けは スノードロップの体温で始まるのかも知れませんね!
(2時間後)
室内では
今度のOGS総会でのチャリティーに出すため
ダリアの球根(リクエストがあったので!)を整理しています。
日和、クライスラー、晴天の星、ハミルトンリリアン・・など
トレイに入れて、ポリ袋でパックして~
これなら球根が痛まず、乾燥もしません!
簡単なラベルを添えて、今回 10種類を準備中です。
オープンガーデンでのチャリティー用にもまた準備しましょう