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ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ
いつものメンバーが 薄明るくなるころからやって来て、
餌箱のヒマワリはすぐ空っぽに・・!
酷使して もう3回も故障した除雪機も
軽い雪なので スイスイ作業がはかどります。
古いパーゴラを取り外しました。
新しい分の組み立ても終わっているのですが・・
まわりにオレンジ色の灯りが広がりました。
外は雪・・ 「メリークリスマス!」
< サプライズ! >
そんな週末、突然「園芸ガイド・冬号」を頂きました。
P.62~P.65には 今井秀治さんが撮影された
東海市の蟹江真千子さんのお庭が掲載されていて
誌面を開けると
パステルカラーの蟹江さんのお庭が広がりました。
1年草を種から育てて庭づくりするのが蟹江さん流で
2005年、東海市のお庭に 私も一度伺ったことがあります。
4月のお庭がそこに時間を留めたかのような
ポーチや階段もすっかり雪に隠れてしまって
何cmぐらい積もったのか? 掘ってみると・・
玉ツガの上には50cmの積雪!
12月としては初めて経験する大雪です。
通路も階段も全く判別できません。
雪が固まらないうちに
手作業でまず通路を確保しておくことにしました。
次の日
気になっていたツルバラも思いっきり剪定。
続いて、ハニーサックルもバッサリ!!
数日間 順調に作業が進んで元気が出ました。
20日は樹上の雪が少なくなった午後
クリスマスツリーの準備をすることにしました。
~今年は南のこの大きなモミの木を使うつもりです。
幹がとっても太くて 長さも4m以上切るので、
夫に手伝ってもらって チエーンソーで伐採。
土台の部分も パラソルスタンドに入る太さまで
チエーンソーで根気よく削っていきました。
周りにおが屑を撒き散らしながら・・削ること1時間。
ようやくほぼ直径5cmに。
立ててみると スッポリ! 大成功!
私はこの日、チエーンソー初体験でした!
「ああ、疲れた!」
ちょうど終わりかけた午後4j前、黒姫の方から寒気が押し寄せ
小雪が舞い始めました・・
何とか間に合って ホッ!
飾りつけは また明日~
そうそう この日、デッキ近くの雪の上に
白樺から白樺へと続くリスの足跡を発見!
ほ~ら リスも近くまで来ています!!
階段を上っていて 踊り場近くまできたとき
正面の窓のすぐ向こうになにやら動くものが・・・!
大きな鳥!
何とヤマドリ発見!
見るのはずいぶん久しぶりのことです~ しかもこんな近くで~
・・カメラは幸いポケットの中にあったので
気取られないよう頭を下げて窓に接近し、
そっとレンズ部分だけ出して写真を写しました。
気づかないでね!逃げないでね!
ポーズやピントはさて置いて、とりあえず何枚か写すことに・・
美しい模様! そして見事なシッポ!
雄のヤマドリです。
「 こんな近くに来てたんだ~!」
感動です!
ロングにして情景も入れました。
あの北の林から出てきたのかしら?
何という偶然!
伐採で追い立てられたのかも・・?
・・動かないと、パット見てどこに居るのか判りません。
なんとも見事な保護色です~!
元ダリアの花壇で、何やらついばんでいます。
安心しているようなので、そっとビデオに切り替えて撮影しました。
実は
10年ほど前、忘れもしません 雪解け直後の4月17日。早朝のことでした!
ヤマドリの雄が 何かでパニックになったのか
出窓を破って 頭から突っ込んできたことがあったのです。
2重ガラスの出窓に40cmぐらいの大きな穴が開き
・・ガラスが8m奥まで飛び散って
もう大変でした。
幸い ヤマドリも人も 怪我はありませんでしたが
ひっかかれながら取り押さえて抱きかかえました。
そのヤマドリの大きかったこと!
そして茶褐色の模様の見事だったことや
伝わってくる体温!
そしてフリース越しに心臓の鼓動も・・!
そんなことを思い出しながら・・
「どうぞ 驚いて駆け出したりしませんように・・!」
でも やはり気づいていたのか そそくさと歩き始めたのですが
ところがその先に・・
何とつれあいがいたのでした!
左の方から、地味でシッポの短い雌が トコトコ トコトコ・・
やって来たのです!
気づきませんでした!
おやおや これは失礼!
ヤマドリのつがいの午後のひとときを
どうもお邪魔様
2羽は これまでより早足になって
上へ上へ・・
やがて丘の向こうに小さくなっていきました。
(夜来の雨で雪が解けた12月4日。午後3時少し前のことでした。)
クリスマスを前に
今年も恒例のリース作りの会が催されました。
今年はミナヅキが沢山花を咲かせたので
ミナヅキのドライを贅沢に使った大きなリースが2個完成!
ミナヅキばかりのシンプルリース
セピア色にほんのりピンクで・・「かわいい!」
こちらはドライ花やつる、実で繊細にアレンジされたたリース
ミナヅキの間に色褪せたセンニチコウを散らし・・
光沢のあるヘクソカヅラの実や
もちろん ~定番の緑と赤~ も沢山制作されました。
~ポイント使いのカラマツボックリ&ノイバラ、ヒイラギ~
皆、個性さまざまにアレンジ・・!
雪に埋もれて朽ちていく前に リースになって蘇えりました。
寒気が一進一退、高原の雪が溶けにくくなってきました。
カラマツもすっかり葉を落とし、
木立はブラインドとなって 飯綱山が見え隠れ~
我が家の庭でも
道路やアプローチの雪は溶けたものの、日陰の雪は残ったまま・・
やわらかなセピア色の世界が広がっています。
うっすら雪をまとった大地・・
シースルーの白いドレスを身にまとい
土地の豊かな起伏が浮かび上がりました。
遠近感やアプローチの曲がり具合もくっきり!
この時期は
芝生のソフトな白を背景に樹木の配置が浮かび上がって
気分一新!
庭の骨格を捉え直す事が出来て
とても新鮮です。
階段東側から南のデッキにかけて
常緑の西洋シャクナゲの茂り具合や
勾配に広がる花壇のレイアウトがくっきり見えてきます。
花の小道の奥の花壇は 幅2.0m×長さ3.5mぐらい
植栽に遮られないこの時期を利用して、
花壇の幅や奥行きなど、寸法を計測しておきました。
冬 ゆっくり 次の花壇計画を練りましょう。
階段西側に立つと、
花の小道は勾配に隠れてしまって、
もう 向こうの様子をうかがうことはできません。
塀はなくても土地の持つ傾斜がブラインドの役目をしてくれます。
あの上に何があるのか?
そして来年の春 どんな花壇にかわるのか?
・・時間も 未来へのブラインド・・
白の中で輝く赤!
小さなノイバラの実の存在感・・