4月21日
西から低気圧が接近中ということですが
そんな気配はまだ全く感じられないうららかな春の一日~
頼もしい「リンゴの助っ人」が登場~!
町のりんご園オーナーMaruさんに
雪で痛んだリンゴの木を2本 治療してもらいました。
< before >
① まず、‘つがる’の枝をどんどん剪定
あっという間に スッキリ身軽に大変身!
~これなら大風にも耐えられそうです。
② 一度は切り倒してしまおうということになった
大枝が折れてしまった‘ふじ’は・・・
とりあえず痛んだ部分を切除して治療し
しばらく様子を見ることになりました。
傷口に抗菌作用のある布(omutu )を当てがい
麻布を巻いて固定しました。
・・どうぞ回復してくれますように!
③ 6年前接木された高坂りんごの枝は
もう一度 接木し直すことになりました。
< 接木の手順 Maruさん流 >
1 高坂リンゴの枝を接ぎ穂に削って
2 台木の枝に切り込みを入れ
3 形成層が合うように注意して接ぎ穂をさします。
4 別の枝にも同様に準備し
5 それぞれ丁寧にテープ巻いて固定
6 最後に袋をかけて湿度を保ちます。
見事なプロの技で 5本の接木枝が完成しました!
成長がよければ、3年で花が咲くそうです。
< after >
~ここではリンゴの花は5月20日ごろ咲きます~
花の旅人16 < リンゴは助っ人! >
すでに何かでご存知かもしれませんが・・
実は私にとってこのリンゴは特別な存在です。
17年前の5月、『私に何が・・?』とまだ思い迷っていたとき、
霧の中で咲いているこの花に気づいて、心がポッと明るくなり
「私はここから!今感じたような明るいことを発信していこう!」
と決心できました。
(イメージ)
早速その日のうちにガーデニング誌『ビズ』へ投稿!
巻末に綴じこまれていた愛読者カードを出したところ
早速 次号に掲載され
(’95年盛夏号)
これがご縁で 秋には
庭のリンゴを撮影に来られ
そして 翌年
4ページに渡って掲載という
全く夢のような出来事へと
つながっていきました・・
「私の庭にはりんごの木が2本」 1996年春号
このように思いがけなく 勇気をふるって出した発信の第一歩から
記念すべき “ビズ”デビューへと発展していったのでした。
「本当にこれが私の庭!?」と疑うくらいステキな写真!
そして編集の素晴らしさ・・
もう プロの技に大感激でした!
同時に・・
「~もっといいお庭を作らなくっちゃ!」
「絶対、本物(の庭)を見たい!イギリスへ!」
・・新たな課題や目標が次々目の前に浮かんできました・・
このようにこのリンゴは
人生の節目で次の行方を示唆してくれた思い出の木です。
その後 多くの人や仲間に助けられて 感動の花がいくつも花開き
大切にしたい思い出がいっぱいいっぱい実りました。
「ありがとう助っ人さん 」