母はふるさとの風

今は忘れられた美しい日本の言葉の響き、リズミカルな抒情詩は味わえば結構楽しい。 
ここはささやかな、ポエムの部屋です。

どうぶつ物語

2022年01月29日 | Weblog
わたしのすきないきものたちは
いつもむじょうにさってゆく

わたしのすきなうまたちは
はしってそのままいきなり息絶えもする

わたしのすきなねこたちはいっしょにあそび
おとなになればおおいそぎで去ってゆく

それはどこかにあるかれらの憩いのねぐら
かぐやひめのように戻ってゆくどうぶつたちのふるさとでしょうか

いなくなったどうぶつたち いっしょに生きたどうぶつたち
その可愛い目がわすられず なみだ はなじる おとすふゆの午後

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4 コメント

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Unknown (maronnoheya26)
2022-01-29 18:54:17
はなさん、こんばんは。
まるで私の心情をそのまま映してくださった様な詩。
有難うございます。✨
時々とても天国の皆んなに逢いたくなってメソメソします。😔💧

でも神様が決めるその日までは、明るく生きなくちゃですよね。
コロナ明けたらまたホウキに通いますので私達をずっと見ててくださいね。🐴
寒いし、コロナも凄いからはなさんも気をつけてね💕
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Unknown (はな)
2022-01-29 19:14:54
麻乃様
冬の空のきらきら星は、去っていったあの子たちの瞳ですね。 裏表ない、やさしいいきものたち。
姿無くてもいなくなったのではないから、
いつものように思い出しだきしめよう。 馬は、大きいから、頭をかかえて撫でてあげましょう。  
 おおぞら行く千の風ー。
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Unknown (fuyou)
2022-02-04 09:16:04
”母はふるさとの風”
このことば私にとって自然に顔が微笑んできます
こころも暖かくなる感じです
ありがとうございます

読者登録ありがとうございます
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Unknown (はな)
2022-02-04 13:34:54
fuyouさま 
コメント、ご挨拶、ありがとうございました。
こちらこそよろしくお願いいたします。
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