昨年、アナ雪を超え、私的映画ランキング第一位の「怪しい彼女」
劇中、主人公が「LAに行ったら」という曲を歌う場面があります
「LAに行ったら」 YOUTUBEよりお借りしました
* ロスアンゼルスの漢字語は「羅城」ハングル読みで「ナソン」
♪ ナソヘカミョン(LAに行ったら)という歌いだしです
この「LAに行ったら」の作詞作曲をされたのは、
日本でも有名だったジャズサックス奏者 “吉屋 潤”さんです
1927年韓国に生まれ、現ソウル大学歯学部を卒業するも、
ジャスに目覚め、その夢を諦めきれず、1950年日本に密入国
韓国のピアニストに、日本の作曲家・小沢秀夫さんを訪ねろと言われ、
東京で小沢さんを訪ね会い、導いてもらったそうです
日本でも活躍し、パティーキムさんという歌手と結婚
日本でも知られている「別離」という歌も彼の作品です
吉屋さんはジャズの創始時代を築いた方なのだとか
両国が激動の時代だった頃、
ジャズという夢を追い、日本で苦労して成功をおさめた話を聞くと
この映画の主人公が生きた軌跡と重なる部分がありました
思い切り笑えて、切ないこの映画を撮った監督さんに感謝!
吉屋さんの作詞作曲の「別離」は韓国では「離別(キビョル)」
「別離」 YOUTUBEよりお借りしました
どこで聞いたのかなぁ?私は聞き覚えがありました