気の向くまま日記

とある凡人の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

笑い療法?

2006年02月02日 | 臨床日記
その女性は30分間笑っていました。
それも腹を抱えて身をよじっての大笑いです。

30分前、恨みや嫉妬の思いで真っ暗な重い状態で入ってきた人とは別人のようです。
今まで私の施術を数回受けてその度にトラウマを浄化して徐々に楽にはなってきていたのですが、人の言葉や文字を頭(左脳)で全て理解しようとし自分自身で新たなダメージをつくりだしてしまう人でした。

あることをしたら突然笑い出し
「なにがおかしいの?」
「何がって、あははは私、はははおかしい?、わははは・・・」
となりさんざん笑った後
「私、そういえば小学生のころは笑い上戸だったんだ・・今まで忘れてたわははは」
というのです。

就職してからは愛想笑いだけで心底笑ったことは小学生以来なっかたそうです。
胸のつかえもだいぶ取れたようで
「小学生以来はじめて心底から笑えて感動しました」
とお帰りになりました。

私もつられてかなり笑いました。
私のしたことといえば、頭に手を当てて
「何も考えないでポーとしてバカになって感じるだけでいいですよ~」
と言っただけなんですけどねぇ。

ともあれ心の重しとなっていた栓が抜けたようで軽くなっていただけてよかったです。