気の向くまま日記

とある凡人の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

はじめの一歩

2006年02月04日 | 臨床日記
今日は雪がちらついている寒い日です。

右肩右腕が鉛がはいったように重いという方が来られました。
話を聞いていくと、頭から足まで両手の指で足りないくらい病名をあげてくれました。
「まるで病気のデパートですね」
と私がいうとその通りですとのことでした。
そして次にどこが悪くなるか不安で心配で安定剤を飲んでいるそうです。

まず頭から不安を抜いてみました。
「不安はどうなりました?」
「えっ?なんですか?」
「さっきまでご自分の体が不安とおっしゃっていたでしょう。思い出してください 」
「ええ、不安です」
「何が不安ですか?」
「・・・えっと、すぐにでてこないですね」
という状態になったところで右肩、腕の治療にとりかかりました。

ものすごく大量のエネルギーが溜まっていて私の手がしびれるぼどでしたがなんとかだいぶ軽い状態までになりました。重心もかなり崩れていたので正常な状態に戻しました。
今日は内臓までは手がまわりませんでした。
長期間患っている慢性病がいくつもある場合、即効ですべてよくなるというわけにはいきません。
これから一歩ずつ心も体も軽くなるお手伝いをさせていただきたいと思います。