今日から広島の街では「えべっさん」が始まります。平和大通りでは、ひろしまドリミネーション2010が少し前から始まっています。これがはじまるといよいよ冬、ですね。ゆうべはさっと下見をしてきました。今年の”新顔”はこれ、「幸福への階段」
シンデレラの靴、ですね。
”この靴がはけたら”チャンスをゲット・・・
そして、一段ずつ幸福への階段を上っていく・・・
そんなストーリーでしょうか。
今までは、それでよかったんですけど、今私はこんなふうに考えます。
「幸福になりたい」と思うのは「不足感」「欠乏感」を持っている、ということです。
「上」へいくのは「下」があるように。
「健康になりたい」と思うのは「病気の人」であるように。
世間では「思考は現実化する」ということは今ではよく知られてきました。
それでは誰もが「幸せになりたい」と強く思うのになぜ、「幸福」はやってこないのでしょうか?
「○○になりたい」と思うことは、今現在の自分は「○○でない」という認識を強めているということです。そして「○○でない」という現実が繰り返し現れているのです。「プラス思考」でやろうとすればするほど「マイナス思考」に落ち込むということです。
本当のことは、今現在、誰もが自分特製オンリーワンの”シンデレラの靴”をすでにはいている、ということです。
「不足感」がなくなれば、「幸福になりたい」という願望もなくなります。
その時に、今の状態はどうであれ、常に自分は幸福であるという気づきに至ります。