気の向くまま日記

とある凡人の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

「君の名は。」観てきました

2017年01月22日 | 最近読んだ本、観た動画

私の誕生日に夫婦50割で、遅ればせながら話題の映画を観てきました。
ほんとうは「この世界の片隅に」とWで観ようと朝から映画館に行ったのですが、こちらはすでに満席、夜も満席、明日も満席、という人気で入れず、呉市が舞台だけに広島ではすごい人気なんですね。

「君の名は。」のほうは公開から日にちが経っているせいかすぐチケットが取れましたが、上映時間には満席でしたよ。まだまだ人気のようです。若い人には男女の入れ替わり、めぐり逢い、ラブストーリーとしての涙涙の感動作という受け取り方が多いのではないかと思いますが、私は特に主人公の男女に感情移入することもなく涙も出なかったですが、別の意味で興味深くこの映画を観ました。

ネタバレになりますので、映画まだの人はこれより下は読まないでくださいね。

「組紐」というのが物語の重要なピースとして出てきます。

おばあちゃんが三葉に言った言葉

「わしらのつくる組紐もせやから、神様の技。時間の流れそのものを表しとる」

「より集まってかたちを作り、捻れて、絡まって、時には戻って、途切れて、また繋がり...」

「それがむすび。それが時間」

時間というものは過去から未来に向かって一直線に流れているものではない、ということを言っています。

主人公の男女(ツインソウル)は運命に翻弄されながら時間を行ったり来たり、それは同じ空間の時間軸ではなくパラレルワールド(並行宇宙)を時空を肉体を入れ替えての体験をする。

そして、ツインソウルの意思により、彗星によって500人全滅の世界から、全員避難して生き延びる世界を選択する。

言うなれば、過去を変え、未来を変えた!存在する世界を彼ら自身が男女で創造した!

この映画は、時間と空間というものの秘密についての情報開示の意味を持つ、よくできた映画であると思った次第です。

またアニメとしての映像美もすばらしく、「前前前世」がヒットした音楽とストーリーの絡みも素晴らしくマッチしてエンターテイメントとしてすごく楽しめる映画でした。

いやぁ~映画ってほんとにいいもんですね。サイナラサイナラ


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