広島の老舗コーヒー店。何十年も前から存じ上げてはおりましたが未訪であった「てらにし珈琲本店」広島市中区宝町6-15に、初訪問してきました。
私は喫茶店でモーニングというライフスタイルは全くなく、コーヒーは好きだけど自分で豆を挽いてネルドリップで淹れるし、そもそも喫茶店やコーヒー店に入ることがあまりないのですが、急に奥さんが行きたいというものだから、開店時間8時からを調べて開店時間前に到着しました。
15分前くらいに現地到着するとすでに営業中のカンバンが!
恐る恐るドアを開けると「いらっしゃいませ!」の声だがすでに客席はいっぱい・・・
しかし奥へどうぞと、一番奥に一席だけ空いていた二人掛けのテーブルに案内されました。
22席のわりと狭い店内のなかで、店主を含め4名の昭和のオジサンがせわしなく働いています。
コーヒーやジャムトーストの美味しさは言うでもなく・・・
使い込まれた焙煎器
長い年月を経てきたことを感じさせるチェアやテーブルがほっこりとした安心感を与え
なによりも店員さん全員でのお客さんに対するこまかい声かけや気づかいは、おもてなしのホスピタリティーにあふれ、ただ長くやってきただけではない本物の老舗のチカラを感じ、感動さえ覚えたのでありました。