さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

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私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

479番:仏教学習日記(2)如風於空中一切無障碍(2)

2021-09-08 12:28:15 | 日記

仏教学習日記(2)

仏道修業2日目

如風於空中一切無障碍(2)

 

私の祖母が生前、こんな話をしてくれました.
それは祖母が寝屋川にある小松病院という総
合病院に入院していたときのこと.当時病室
には祖母ともうひとりの女性がいました.ふ
たりは同年齢ほどだったらしく、何でも話し
合う仲だったようです.ある日、祖母の外出
中、それは起ったのです.この同室の女性(
仮にきぬえさんという名前で呼びます)きぬ
えさんが、ちょっとした用向きで行っていた
ナース・ステーションから戻ってきたときの
こと.部屋に戻ってみると、自分のベッドに
誰かが寝ていたというのです.
 「一体誰が私のベッドで寝ているんだろう」
と思って、よくその人を見ると、それは、まさ
しく、自分自身だったといいます.そんな奇妙
な話を祖母にしたというのです.

これは一種の幽体離脱現象ですが、身近にこんな
テレビで見るような不思議体験をしてくれると、
そういうことって、やっぱりあるんだと思わざる
を得なくなりました.

幽体離脱がある、ということは、霊魂と肉体は
別物である、ということが言えると思うのです.

よく聞く話は、生死の境を彷徨った人の話.多く
共通するのが、死にかけた人は、霊魂が肉体から
抜け出たあと、部屋の天井辺りに浮かぶのだそう
です.

この状態って、まさしく、私が理想と考える「如風
於空中一切無障礙」の状態なのです.

そして、命尽きた人は、生前の行いによって、その
因果の報いに応じた世界へと旅立ちます.まだ命の
尽きていない人は肉体にもどってきます.

法華修行中の人は、戻ってきても、尚も空中に浮か
ぶが如く暮らしていきます.来世は仏国土なのかも
知れません.

 


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