さすらいの青春(546)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
———————【546】———————————
Mais, dès que nous eûmes entendu les
assaillants crier, nous fûmes persuadés que
nous avions affaire à des gens — et pro-
bablement à des jeunes gens — du bourg.
Il y avait même certainement des gamins
— on reconnaissait leurs voix suraiguës —
dans la troupe qui se jetait à l'assaut de
notre demeure comme à l'abordage d'un
navire.
—————————(訳)—————————————
しかし襲撃者たちが大声をあげたとき、すぐ
にその声で、私たちは若者連中—おそらくこの
町の若者連中を相手にしているのだと確信した.
確かに町のガキ共もいた.まるで船同士の横づけ
攻撃のように私たちの住居の攻撃に身を投じた者
の中にはその甲高い声に聞き覚えがある者の声が
あった.
———————— ⦅語句⦆————————————
dès que + 直説法:~するや否や
Dès que le temps sera rétabli, on partira. /
天気が回復し次第出発しよう.
eûmes:(直単過/1複) < avoir
ここではp.passé を伴い「直説法前過去」.
entendu:(p.passé) < entendre ~が聞こえる
assaillant, e:(n) 襲撃者、攻撃者、侵略者
crier:(自) 叫ぶ、大声を出す
fûmes:(直単過/1複) < être
persuadés:(p.passé/pl) < persuader (他)
persuader:(他) 説得する、納得させる
ここではêtre + p.passé で「受け身」
納得する、理解できる、確信する
なるほどと思う、などの意味で、これを
単純過去受け身形で表現している.
avions:avoir の直説法半過去であるが、persuader
の内容節 que の中のため時制一致で半過去.
avoir affaire à:~とかかわる、~を相手にしている
probablement:(形) おそらくは、たぶん、
bourg:(m) 町、村 (市が立つ大きな村)
même:(副)~さえも、~までも
certainement:(副) 確かに、きっと、確実に
gamin, e:(n) 子供、腕白小僧、お転婆、
gamins:ガキども、こわっぱ連中、
この物語の初め頃、町の子供連中が登場して
いるので、彼らがまざっていたのだろう.
reconnaissait:(直半過/3単) < reconnaître (他)
reconnaître:(他) (聞けば、見れば)それとわかる
voix:(f) 声、音声;
Je reconnais la voix. /
その声にぼくは覚えがある.
suraigu, ë:[スュレーギュ](形) (音・声が)非常に鋭い
troupe:(f) ❶部隊、❷集団、群れ、一群
se jetait:(直半過/3単) < se jeter (pr)
se jeter:(pr) 飛び込む、跳びかかる、身を投げる
assaut:[ アソー](m) 襲撃、強襲
abordage:(m) ❶接岸、接舷;❷船同士の衝突
navire:[ナヴィール](m) (大型の)船、船舶
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