この特別展、楽しんだけど、
2つに分けるほどの内容でもないんですよ。
南極の氷も触れるけど、大昔の空気で白く濁ったただの氷だし。
カキ氷屋さんの透明氷のほうが魅力的だし。
展示物だけなら30分ほど。
でも目玉は、「氷族館」というマイナス15度の冷凍庫に、
氷漬けにされてるお魚たちを見るというもの。
出てくる人たちがみんな「ぶわ~~~あったかい」とか
眼鏡を曇らせながら、大盛り上がりででてくるので、
期待が高まります。
3畳ほどのスペースに一度に10人ほどで入って、
3面に氷漬けされた魚たちをみます。
というかメインは。
ぎゃ~~~寒い~~~~。
と大騒ぎ。
おいしそうでしょ、ボクたち。
氷の上に重りで固定されピンとかっこよく凍らせ、
重りを外したあとも、油やアクを除きながら、
3,4日かけてゆっくり凍らせたから、クリアなんだよ~。
案の定、冷凍庫から出ると、「きゃ~~あったかい~」と大騒ぎ。
ボクたち(魚)のことなんか、忘れちゃったよね。
その後は、氷にちなんだ科学ショウ。
ツンデレな先生が、こどもたちをバシバシと強制的に指名して、
辛口トークで展開。
科学少年カッパはまったく物怖じせず、なんでも手を挙げ、
なんでも答え、なんでも触りに行く。
1回発表したらもう二度と手を挙げない節約型授業参観と、
だいぶ態度違うやんけ。
本当に生き生きしてます。
残念ながら、数学的センスには恵まれてなさそう(血筋的にも)ですが、
ずっと大好きな科学とともにある人生だといいね。
水は凍るという単純な実験でしたが、30分ほど大人も楽しみましたよ。
科学は間違っているかもとか気にせず、
「ああなので、こうではないか」と、推測することが、
また違う疑問や答えにつながっていくところが面白い。
考えたもん勝ちなんだね。
実験は失敗したけど、その理由もわかったからお得?
めでたくクイズ正解のアイスを食べ、売店でお買い物し、
(なんで科学館の売店って財布の紐がゆるんじゃうかね。
なんとなくタメになるもんな気がしちゃって)
帰ろうと思ったら、カッパくんの強い要望で再入場。
結局、閉館まで。
科学館で閉館前に帰れるわけがないのであった・・・。
閉館後も、前庭の水鉄砲で遊び、
ま、なんとかスムーズに電車に乗って帰りました。
完璧ではないけど、電車のマナーも身についたといえなくもないし、
そろそろひとりで電車に乗って、科学館デビューしてみるかい?
イケてる?
行けるんでないかい。ひとりでも。